ビジネスを続けていこうと思えば、人として良い人と言うのは大前提として、いかにお客様に役に立つかということを考えていかなければなりません。良い人ではなく、役に立つ人がビジネスの世界では生き残っていくことになりますし、本質としては良い人と言うのは当たり前の事かもしれません。
僕はお客様に選ばれるために、お客様にとってどういった役に立てる存在になれるのかということを考えてやってきました。結果的に役にたつことを提供し、そのおかげでビジネスが少し成り立っているのだと思います。
ビジネスを成功させていこうと思えば、人として成長していく事はもちろんのこと、お客様にとって役に立つと言うことを考え進めていかなければ、長く続くビジネスができないと思います。今回良い人ではなく役に立つ人になるための考え方や方法についてお伝えしていこうと思いますので楽しみにしてください。
ビジネスでは選ばれることが重要
ビジネスでは選ばれることがとても重要です。ビジネスで選ばれる存在にならなければ、いつまでたってもその他大勢の1人になってしまい、ビジネスが続くと言うことが難しくなっていきます。
最初の頃は知り合いがお願いすると言うこともあると思うのですが、結局知り合いはビジネスでやっているため何度もお願いすると言う事はありません。
また何度もお願いする場合には、結果を出してくれる人に対しては長く続けてくれると思うのですが、なんだかんだ役に立つかどうかと言うところは選ばれる存在になれるかと言う所にも関係してくると思います。
僕はどうやったら選ばれる存在になれるのかということを考えビジネスをしてきました。その1つがブランド化でした。ブランドを作っていくことによって、自分が選ばれる存在になっていきます。ただブランドを作るためには一番重要なのは信用を積み上げていると言うことです。
ビジネスにとっての信用と言うものが何なのかと言うことを考えて取り組んでいくことが重要になってくると思いますが、僕は信用を作っていくためには、相手にとって役に立つ情報を発信したり、相手にとって役に立つようなノウハウを提供することだと思い、自分が持っている知識やノウハウを全て情報発信してきました。
多くの場合は無料で価値を提供し、自分自身の選ばれる存在への道筋を作っていくと言うことをやっていったのも今でも覚えていますし今現在も取り組んでいます。
価値を作るためには、お客様にいかに役に立つかと言うことも同時に考えていかないとビジネスは成り立たないと思いますので、自分の価値がどのような価値があるのか、またこれから必要な価値と言うものはどういったものなのかを考えて取り組んでいくことも重要な課題になると思います。
役立つ人になるためには専門性が必要
お客様にとって役に立つ人になると言う事は、僕は専門性が必要になってくると思っています。僕はコンサル業と言う職業をやっているので、コンサルに必要な知識やノウハウを持つことが重要だと考えて、誰よりも実践力を高めようと思って取り組んできました。
毎日いろんなことを取り組むことによって、知識やノウハウが積み重なってきました。その自分が経験してきた情報を全てお客様に提供してきましたし、お客様にならなくてもブログやSNSなどで情報発信をしてきたおかげで、自分に興味を持ってくれる人が増えてきたり、そこから相談やお問い合わせが増えてくると言う流れを作ることができました。
専門性と言うのは自分がやろうとしているジャンルの専門性になってきますし、自分が参入しているジャンルの中では、どういった悩みをお客様が抱えているのか、お客様はどんなことを改善解消していきたいのかと言うことを考えて、その役に立つことを発信していけば、なぜこの人はこんなにも詳しく自分が知りたい情報を教えてくれるのかと言うことを無意識に感じ、それが信用や信頼へつながっていく流れを作ることができる方法なんだと思います。
ですから出し惜しみをすると言う事はやめたほうがいいと思います。以前は8割や9割の情報を出して、肝心な部分は出さない方が良いと言うことをお伝えしてきたのですが、今ではこれだけ多くの人が情報発信をしている中では、出し惜しみをせずにすべての情報を出してもいいと思います。情報には価値がなく、情報ではない何かに付加価値をつけて提供していくということが今は求められているのだと思います。
自分の役に立つのではないことを理解する
ビジネスは結果が全てだと思いますが、自分にとっては役に立つことではないと言うことを理解して進めていくことが大事です。これは言い方を変えると自分にしかメリットがないと言うことでは、自分が選ばれる存在になっていくのは難しいと思います。
自分が役に立つのではなくあくまでもお客様が役に立つことを提供していくことが重要であって、常に自分にとって損得があるかどうかということを考えてビジネスをすると、多分うまくいかないような気がします。というのは、お客様はそういった損得感情を見破る事は得意だからです。
お客様は常に損をしたくないと思っています。また自分にとってメリットがある情報を教えて欲しいと言うことや、自分だけが得をしたいと言うようなことを考えていると言うことです。
これは潜在的に多くの人がそうなっていると思うのですが、それ自体が悪いわけではなく、それを理解しビジネスを進めていかなければ、いかにこの人からお金を奪ってやろうと言う考え方ではビジネスが続かないと言うことです。
またビジネスを進めていく中では今回のタイトルでもお伝えしているように人の役に立つと言うことが何よりも重要になると言うことです。あくまでも人の役に立つと言うことであり、自分の役に立つと言うことではないと言うことです。
これはある意味無償の心が必要なのかもしれませんが、ビジネスは結局返報性の原理と言うものがあるように、どれだけ先にメリットを与えられるのか、信用を与えられるのかと言うことが重要になってくると思います。
その結果自分自身にメリットが返ってきたり、信用を積み重ねると言うことが結果的にできてくるのだと思います。自分だけが得をすると言うようなビジネスはすぐに終わっていくため、自分もお客様も取引先も全てが良くなるビジネスを考えていくということが重要になると思います。
良い人ではなく役立つ人が選ばれる
今回のタイトルではある良い人ではなく、役に立つ人が選ばれると言うことで、選ばれるためにはお客様にとって役立つ人になっていくと言うことが重要であり、役立つためには自分が持っている知識やノウハウを全て出していくことが必要になってきます。
そこでお客様に価値を提供し、そこからがお客様と長く続くための関係性を築けるスタートになると言うことなので、まずはお客様を作るためにも、お客様に選んでもらう取り組みと言うものが必要になってきます。
いくら良い人でも最初は仕事を依頼されるかもしれませんが、その先と言うものがありません。お客様もお金を払うと言うことを考えればいかに自分にとって役に立つかということを考えると思いますし、いつまでも慈善事業と言うものはできないと言うことです。
そういった意味では自分自身がお客様の役に立つためにはどういったことを勉強し、どういったことを価値として提供していけば良いのかと言うことを常に考える必要があります。
これはこれまでに何度もブログでもお伝えしてきているように、時代は進化していると言うこと、その中で人と言うものは常に変化し進化していると言うことを理解した上で、自分がビジネスを取り組んでいかなければ、時代や変化とともに自分のビジネスが終わりを迎えていくと言うことにつながっていきますので、時代を見つつお客様のことを常に考え取り組んでいくということが、結果的に役に立つと言うことへつながっていくのだと思います。
まとめ
ビジネスを長く続けていくためには、会社として人として良い人であるべきだとは思います。大手の対応を見ても本当に良い人が多いですし、人として尊敬できる人が多いです。この良い人と言うのは前提として、いかに社会やお客様にとって役に立つかと言うことももっと必要になってくると思います。
良い人でなければきっかけを作ることができないと思いますが、きっかけを作っていく中ではお客様にどういった価値を提供していけるのかということも併せて考えていかなければ、ビジネスを続けていくという事は難しいと思います。
ビジネスはものすごくシビアな世界になってくると思うので、お金を支払うと言う事は、お金に見合った価値を提供していかないといけないと言うことです。この価値を作っていくためには、常に自己成長していく必要があると思いますし、常にお客様のことを考えて自分がどのような役に立てるのかをと考えていかなければいけないことなんだと思います。
僕は起業して13年目になりますが、13年間考えてきた事は、お客様がどんなことに悩んでいて、その悩みをどう解消したいのか、どう改善したいのかと言うことを考え取り組んできました。その結果相談件数や問い合わせが増え13年目を迎えることができているのだと思います。ビジネスの本質は悩みを解決していくことだと思うので、その悩みを改善解消できるような役立つ人になっていくことが重要なんだと思います。
✅良い人であるべきだ、さらに役立つ人にならなければビジネスは続かないと言うことを知る。
✅役立つ人でも根本として良い人であり、良い会社でなければビジネスはついていかないと言うことも同時に知る必要がある。
✅役立つ人になると言う事は、選ばれる存在になると言うことである。選ばれるためには常に自己成長し、お客様のことを常に考えることが重要。
以上の3つのポイントを含め今回お伝えしてきた内容をもとに、ビジネスの考え方の気づきやヒントになるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。