今回地方のビジネスが淘汰されていく理由についてお伝えしていこうと思います。なぜ地方のビジネスが淘汰されているのかと言うことを一言でお伝えすれば、オンラインの時代になってきたからと言うことです。オンラインの時代にやって、効率化されるような流れが出てきているのは間違いないと思いますし、オンラインがあれば都会も地方も関係ない状態になってきています。
だからといって全てのことからオンライン化されるわけではなく、本来はオンラインの良いところであり、リアルはリアルの良いところを伸ばしていけるような流れになってくると思うのですが、そういった中でオンライン化が進むことによって、都会と地方の垣根がなくなり、地方の既存のビジネスが思っている以上に危機的な状況になっていることについてお伝えしていこうと思いますので、最後までご覧いただけるとうれしいです。
オンライン化が進んでいる事実
今コロナになってから時代はオンライン化が進むようになってきています。会社の働き方自体も在宅ワークであったり、リモートワークといった形が主流となりつつあります。
地方ではあまり感じられない働き方かもしれないですが、街ベースで考えると在宅ワークで仕事をしている人も増えていますし、リモートワークで働いている方、または会社によってワーケーションといった働き方にもなってきています。
これはオンライン化が進むことによって、これまでは顕在化されていなかった問題と言うものが、顕在化されることによって、もっと効率的に働くと言うことができるような環境になってきたと思います。実際僕自身もこれまで打ち合わせをするといった流れの中で、対面でお会いして打ち合わせをすることが多かったのですが、コロナになってからはズームを使って打ち合わせをすることが増えて、移動するといった機会はかなり減りました。
当然移動する時間がなくなることによって、仕事自体も効率的に行うことができるようになったので、コロナが落ち着いた時でも、ズームを使ったオンラインでの打ち合わせと言うものは、これからもこの形は変わっていかないと思います。
またオンライン化が進むことによって、これまでお店に行ってものを買って行った人たちもネットでものを買うようになってきています。
ネット通販と言うものがコロナによって市場としては伸びてきていると言うニュースも度々聞くと思います。
こういった流れはもはや止めることができず、オンライン化が進む中では、オンライン上でビジネスが完結できるようなものを作っていかなければなりません。
地方と言うのは、特にネットに弱くオンライン化したビジネスを進めていない場合が多いので、この現在の状況の中では、かなり遅れをとってきていると感じています。
ライバルは強豪!
オンライン化が当たり前になってきたからこそ、リアルでこれまで当たり前のように対面で仕事をしていた人たちもオンライン化によって、ネットを使ってビジネスを進めるようになってきます。
これは効率化がされるとともに、オンライン化が進むとともに、オンライン上でビジネスをやっていくのが当たり前になってくる時代になって来つつあります。
これは地方にとってはかなりのデメリットになると僕は感じています。なぜデメリットになるかと言うと、これまでは地域の中で戦っていけばよかったものが、全国の競合を相手に戦うといった状態になるからです。
今までは都会で市場を開拓していて、地方になかなか来ることができなかった競合他社も、オンライン化が進むことによって、ユーザーがネットを活用するといった状態になっているので、競合他社の情報を入手することがいとも簡単にできるようになっています。
何か付加価値がついたサービスを提供するといった内容をやっていても、競合他社や大手企業の資本力にはかなわないと思います。
こういったこれまでライバルではなかった大手企業であったり、競合他社が参入してくるのが、このオンライン化市場だと言うことを気づかなければいけません。
これまでと同じようなことをしていても地方で戦っていたから、地域の中で戦っていたからだったからかもしれないですが、これからは日本全国の会社が参入してきて、自分たちの当たり前だった市場をどんどん奪っていくような時代になってきています。
この危機的な状況をどのように考えるかで、これからの対応と言うものが変わってくると思いますし、今何を取り組むかということが問われているのが今の時代だったと思います。
地方のビジネスマンの危機意識
地方のビジネスマンは危機的意識を持たなければ、これから競合他社が入ってきたり、大手企業が入ってくる中で、自分の開拓してきた市場も奪われていくと言うことを意識しなければなりません。
僕自身コンサルタントと言う仕事をやっている以上は、コンサルタントは日本全国どこでも働くことができて、オンラインでもオフラインでも関係がない業種になるので、もっと激戦区になってくると思っています。
またAIが発展していくとともに、僕の業種と言うものは淘汰されていく中で、さらに厳しいような状況になってくると感じているので、自分が新しいことをやっていく事はもちろんのこと、どれだけの危機感があるかと言うことを考えて、日々過ごすかによって過ごし方が変わってきます。
地方だから通用していたこともあると思うのですが、地方だからと言うことが通用しなくなるのがオンラインの時代になります。お客様はとてもシビアですから、1円でも安く質が高いものに飛びつくと思います。
人との関係と言うものもあるかもしれないですが、経済的なダメージを受けるこれからの時代の中では、自分たちにとってどういったベネフィットがあるかと言うことを考えて生活していく流れは止められないと思います。
実際僕が住んでいる地元でも、コンビニができると言う事は多くの人が反対していたのですが、いざコンビニができてしまえば、多くの人がそのコンビニ通っていると言う状態になっています。
違反をしていても利便性が高いものと言うのは、どうしても人が流れていく状態になってくるので、お客様の価値提供と言うものをどのように考えていくのか、これからは地域といった状態ではなく日本全国どこでも戦えるような状態にしていくことがビジネスマンにとってみて大きな分岐点になってくると思います。
オンラインで差は開く
これからはオンライン化と言うものを進めることができるビジネスをやれるかやれないかで、差はとても開いていくと思います。
差を埋めていく事は難しいので、いち早く取り組んでいくことが重要になってくるのは、地方のビジネスをやっている人は、今すぐに考えを改め取り組んでいくことをお勧めします。
オンライン化と言うのは、リアルの時代の流れとは大きく違い、スピードが圧倒的に早いです。今日できなかったことも明日にはできているような存在がオンラインの中では当たり前のように起こっています。
一秒の差や1つの差と言うものが大きな差につながってくるので、オンラインで戦っていかなければならないこれからの時代と言うものを考えれば、いち早くオンライン化を進めて、オンライン化ができるビジネスは何かといったことを考え、自社に合ったオンライン化のビジネスと言うものを作っていくことが必要になってくると思います。
明日でいいかなと言う考え方が、1ヵ月や1年の差を生んでいくことにつながってくるので、今すぐにやらなければいけないと言う思考に変える必要があります。
オンラインのことがわからないと言うことを理由にして取り組まないのであれば、この理由を止めるためにも、オンラインのことがわかる人に今すぐに話を聞くようにしたほうがいいと思います。
僕のブログを読んでくれている人は、オンライン化と言うことがいかに重要かと言うことも理解していただいていると思いますし、実際情報を受け取るような人が多いと思うので心配は無いのですが、周りにいる問題に疎い人たちに対しては、本当にこの1年と言うものが取り返しのつかないものになっていく可能性が高いので、いち早く取り組むように教えてあげてください。
まとめ
今回地方のビジネスが淘汰されていく理由についてお伝えしてきました。オンライン化が進むと言う事は、いろいろなものが便利になってきて、効率的になってくる中で、働きやすくなる一方で、働きやすくなるからこそ出てくる障害と言うものがあります。
これは都会ベースでビジネスをしている人には感じられないことかもしれないですが、地方や地域でビジネスをしている人と言うのは、肌感覚でもなかなか感じにくい部分で、自分たちのビジネスが脅かされているといったことを感じずに過ごしてしまっている状態になっています。
僕はそこに対しては、自分自身が地方に住んでいるからこそ、伝えていかなければならないことだと思っていますし、自分が関わる人に対しては、声を大にしてオンライン化の重要性についてお伝えするようにしています。
当たり前のものが当たり前として続いていくことと言うのは、時代やコロナといった変化の中では、当たり前が崩れていく中で、新しい時代と言うものを取り入れていかなければならないと思っています。
新しい時代になるからこそ、今変化が求められる時代だからこそ、新しいことや流行っていることには敏感になり、自社のビジネスに取り入れていくといった考え方をすることが大事だと思います。
✅地方でビジネスをやると言う事は、これまでの常識を覆すビジネスのあり方と言うものを考え取り組むことが必要。
✅ライバルの会社が増えていく中では、ライバルの会社を超える価値を出していかなければならない。
✅時代の変化と言うのは、チャンスでもありピンチでもある。チャンスに変えるかピンチになるのかは、自分の考え方と行動次第。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を自社のビジネスで考えていただき、今後の取り組みのヒントにしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。