ビジネスだけではなく人生においても大切な事は、まずは自分から与えていくといった考え方ができるかどうかが大切になってくるということになります。人というのは自分が可愛いからこそ、何か行動をしたときには見返りを求めてくる人が圧倒的に多いです。
また見返りがなければ行動しない人も多いですし、こういった何かを求めているような現状の中で、先に与えることができる人というのは、かなり希少性があり、ビジネスの中でも人生の中でも貴重な存在として扱われると思います。
周りで人から尊敬されているような人たちというのは、多くの場合まず自分から与えていることが多いです。何か人から奪ってやろうとか、見返りを求めて行動している人というのは少ないと言うことです。
だからこそ大切にしなければならないのは、自分からどれだけのことを与えられるかを考えて行動ができるかどうかという事が、ビジネスにおいても人生においてもうまくいく分かれ道になってくると思います。今回見返りを求めないことについては、まずは与える事の大切さについてお伝えしていこうと思いますので、最後までご覧いただけるとうれしいです。
人間は一番自分が可愛い
人間と言うのは、1番自分が可愛い存在になっています。自分が可愛い存在だからこそ、何かあったときのリスクというのは自分が取りたくないと思っていますし、自分にとってリスクになるという事は行動することというのは難しくなります。
これはどんな場面でも同じことが言えるのですが、自分を1番に選択してしまえば、リスクを取ることが難しくなります。
でも人から尊敬をされたり、人から頼られる存在になったり、人から信用してもらえるような存在になるためには、リスクと言うものを誰よりも取れる人がそんな存在になっていると思います。
自分が可愛いということを感じていながらも、人に対して自分を押し殺してでも、誰かできる人と言うのは、ビジネスの中でも人生の中でもとても大きな存在になっています。
実際、僕の周りでも、誰よりもリスクをとって周りのために行動できている人というのは、成果も上がっていますし、その人が困っていることがあればすぐに協力してくれる人が集まるような状態になっています。
結局自分が可愛いということでリスクを取れないような存在になってしまえば、自分が困ったときに助けてくれる人というのは少ないと思い出し、自分が困ったときに協力してくれる人がいないという事は、人生においてもとても悲しいことになると思います。
常に考えなければいけない事は、自分がかわいいからこそ、周りにどれだけのことを与えていくことができるのかを考えなくてはいけないということです。
将来的には自分のためにもなりますし、人のために行動すればその人のために行動したことがそのうち自分に回り回って帰ってくるような状態になります。
これはビジネスの中でも同じことで、価値をお客様に先に提供しなければ、対価として自分には帰ってこないということと同じことだと言うことです。
相手に役立つことを先にする
先ほどもお伝えしたように人間は自分が可愛いからこそ、あえて相手の役に立つことを先にしなければいけないと思います。
相手のことを考えて行動ができるかどうかによって、自分自身の存在価値というものは変わってくると思います。
自分の存在価値がどのように変わってくるかと言えば、自分が相手にどれだけのことを与えることができたかによって変わってくるということです。
当然1しかできていない人よりも、5や6といったパワーを与えている人にとってみれば、存在価値と言うものは変わってくるものだと分かることだと思います。
自分の中の行動を改めて振り返っていただきたいのですが、人によってパワーの使い方というものが分かってくると思います。
Aさんにはどれぐらいのパワーを使っているのか、Bさんにはどのぐらいのパワーを使っているのかを考えたときに、自分が相手の役に立つということをどれだけやっているかによって、また自分だけではなく相手が自分のことをどのように思っているかがポイントにもなってくると思うのですが、結局人によってかけるエネルギーというものが変わっていると言うことです。
自分を押し殺し、やらなければいけないことと言うのは、どんな人に対しても自分から先に与えていくということです。
ここに損得勘定を入れてしまえば、自分にとって得がある事しか行動しなくなったり、考えなくなるので、こういった思考と行動と言うものはなるべく避けるようにした方が、自分のためにもなります。
僕もこういった経験から痛い目を見てきたので、実際どんな人に対しても同じくらいのエネルギーをかけて、相手にとってメリットがあることをどれだけ与えられるかを考えて行動していくことによって、自分の存在価値というものが高くなって、頼られる存在になれるかどうかということも変わってきたような気がします。
相手が喜ぶことを先にやる
僕はビジネスでも人生でも大切になる事は、相手が喜ぶことをどれだけ先にやれるかが大切になると思っています。
例えば自分自身が誕生日をお祝いしてほしいのであれば、誕生日をお祝いしてほしいと思っている人たちの誕生日を先にお祝いしてあげると言うことを当たり前のようにやってあげることが大切だと思います。
自分がやって欲しいと言う感情が少なくともあるのであれば、自分から先に誕生会などをしてあげる事は大切です。
他にもプレゼントが欲しいと言ったことも同じだと思いますし、ビジネスの中で言えば仕事が欲しいと思うのであれば、先に相手に仕事をお願いしたり、相手の人が求めていることを自分から先にしてあげることが何よりも大切だと思います。
これはなんでこういったことが必要なのかと言えば、信用を勝ち取っていくことが大事だからです。人の言うのは、人を信用すると言うことがとても難しいと感じています。
それは大人になればなるほど、これまでの経験の中からそう感じてしまう傾向があるのですが、信用をしてもらうためには、自分が最初は害がないと言うことを知ってもらわなければならないと思いますし、そういった中で相手が喜ぶことをしてあげることができるのであれば、その喜ぶところから信用が少しずつたまっていくような形になっていきます。
これは自分自身のことを考えればわかると思うのですが、人は自分がされた数だけ、その人に恩を感じたり、感謝される性質があります。
返報性の原理と言われることになると思うので、まずは自分から与えることによって、与えることというのは感謝されることであったり、相手が喜んでくれることを誰よりも自分がやることが何よりも重要になり大切なことだと思います。
与えても見返りを求めない
先に与えることが大切だということをお伝えしたのですが、その中で大切になる考え方があります。与えるからといって見返りを求めると言う事はやってはいけないと言うことです。
テクニック的に返報性の原理などを利用して取り組んでいる方も多いのですが、実際返報性の原理というものはあると思いますし、人間の心理としてもそういった傾向になりがちなのですが、長期的にその人と関わっていこうと思ったときには、あえて見返りを求めないということを選択していただきたいです。
これは僕自身が考え取り組んでいる事なのですが、その人のためになることを先に与えることと言うのは、自分の喜びでもあると言うことを感じなければならないと思っています。
逆に言えば自分が喜ぶことでなければ、相手に先に与えても仕方がないことになると思いますし、心から本当に与えたいと思っていない限りは、返報性の原理も本当の意味では働かないと思います。
見返りを求めないという事はとても難しいことだと思うのですが、意外に見返りを求めないほうが自分も楽になると言うことを知っていただきたいです。
逆に見返りを求めて何かを与えている人ほど、あの人は〇〇だからと言った悪口や嫌味などを言う自分に立っていく可能性が高いので、そんな本当はやりたくないことをやっている自分にもなりたくないというのが僕の本音ではあります。
与えても見返りを求めない、逆に自分にとってメリットがあって、相手に損するようなことであれば絶対にやってはいけないです。
僕の周りにも仕事上でそういった人が時々いるのですが、結局そういった人と長期的にビジネスを進めていくことが難しくなりますし、この人は自分を都合よく使う人だと言ったことを認識してしまうので、そこにエネルギーを使うと言った事はやらなくなる可能性が高いです。
まとめ
見返りを求めずに、先に相手に与えていくことができる人と言うのは、自分が思っている以上に、相手に感謝されたり、喜んでもらっていることを理解していただけると良いと思います。
でも逆に自分が与えることができずに、自分が常に奪っていく側に立っていたり、見返りを求めている側に立っているのであれば、人から感謝されることも、喜んでもらうことも少ないということを知らなければならないです。
人としてといったことを使う場面もあると思うのですが、人というのはとても難しい存在であり、自分のことが1番かわいい動物だからこそ、人のために何かができる自分でありたいと僕は思っています。
できる事は限られると思うのですが、その中でも自分から先に与えられることがあれば、次々に与えて自分の価値と言うものを高めていくことが重要になると思います。
自分が喜んで先に相手に与えることができる自分になっていくことが、僕の中では大切なことだと考え、日々何ができるかを考えて過ごしています。
✅返報性の原理をテクニック的に使うのではなく、本質的な部分で活用していくことが大事。
✅自分が喜んでできることが、先に与えられる中で人から感謝され喜んでもらうことの状態を作るきっかけになると思う。
✅お金の部分だけではなく、人間としての価値というものは、自分が何を考え行動してきたかの集合体が、価値というものに置き換わっている。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を人生の中やビジネスの中で考えていただくことで、より豊かな時間を過ごしていてきっかけにつなげていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。