仕事でも人生でも大切な事は、相手の立場で物事を考えるということです。相手の立場で物事を考えることによって、相手のことを傷つけたり、嫌な思いをさせることが少なくなります。
どんな人も完璧ではないので、常に相手のことを考えて行動できる人は少ないと思いますが、それでも相手のことを考えて行動をしたり、相手のことを考えて取り組んでいくことができれば、自分中心な考えにならずに、相手に嫌な思いをさせることなく、また自分自身も嫌な思いをする事はなく、ビジネスを進めていくことができます。
今回相手の立場で物事を考える癖をつけるための方法についてお伝えしていこうと思いますので、人間関係がなぜかうまくいかないと思っている人であったり、ビジネスがうまくいっていないと感じている人は参考になる人も多いと思いますので、最後までご覧いただけると惜しいです。
自分視点は身を滅ぼす
自分視点で物事を進めていくことによって、自分中心の考え方になってしまうのは、自分の身を滅ぼすことにつながっていく可能性が高いです。
実際自分視点と言うのはとても大切になりますし、自分中心に物事を進めていくこともときには必要になってくると思うのですが、自分中心に物事を進めていく中で大切になる事は、前提として相手のことを考えて進めていくということです。
今はSNS等を通じて、成功している起業家や経営者の話を直接聞く場が多くなっていますし、情報を受け取ることも多いと思います。
そういった人たちと同じようなことを考え取り組んでいっても、基本的に何も実績がなかったり、今起業したばかりの人がそのような対応をしていけば、間違いなく淘汰されていく存在になっていきます。
まずは自分自身の実績を出すことが大切になりますし、実績を出さない限りは信用もしてもらえないので、考えなくてはいけない事は自分視点で最初から考えるのではなく、相手目線で考えなければ、ビジネスも自分自身も淘汰されていくということを知らなければなりません。
今は本当に簡単に成功している人の情報を受け取ることができて、そのまま素直に受け取ってしまい、そのような行動をとってしまう人も多いですし、実際僕のところに相談が来る人も中にはそういった方がいます。
でも勘違いしないでいただきたいのは、あれは成功している人たちがやっているから受け入れられているだけで、何も実績がない自分自身であっても、それは人から変な奴と思われて、距離をとられてビジネスをやる時にも自分の信用がなく進めていくことになるので気をつけてください。
人間は常に自分が可愛い
人間は常に自分が可愛いと思っています。自分がかわいいからこそ損をしたくないという強い思いを持ったり、リスクを負いたくないというような思いを持ったり、自分が嫌な思いをするよりは、他人が嫌な思いをする方が良いと思うこともあります。
要は自分自身がかわいい存在になるので、どんなことも自分中心に考えてしまうのが人間だということです。これ自体、僕は悪いことではないと思います。
自分自身の生存本能だと思うので、そういった中で自分がどのような立ち振る舞いをしたり、どのような考えをとって行動をしていくのかがより大事になってくるということを感じています。
自分がかわいいからこそ、相手も同じようにかわいい存在だと思って、自分がして欲しいことを相手にもしていくことが大切になります。
人間というのは自分が扱ったように、相手からも扱われるということを言われるのですが、僕はまさにその通りだと思っています。
人に対して表面的に優しい形をとっても、本当にそれ自体を相手がそのように思っているかといえばそうではないことが多いです。
だからこそ本当に相手の立場になって考えなければいけないと思うので自分がして欲しいことを先に自分がやらなければならないという事は頭に入れなければならないと思いますし、そういった行動をとっていかなければならないと思います。
僕も様々な人間関係を積み上げてきた中では、自分がして欲しいことをされた人には、積極的に相手のために行動をしていこうと思うのですが、自分が嫌なことをされた場合には、人間だからこそ感情と言うものがあって、そこに対して何かしようという思いは湧いてこないことが多いです。
人間は常に自分がかわいいと思っていると言うことを知っているかどうかで相手にどのような立ち振る舞いをするかが決まってくるような気がします。
相手の立場で考える
先ほどもお伝えしたように常に相手の立場になって考えることによって相手に自分がされたように、自分にしてくれるような状態に立っていくと言うことを知らなければなりません。
返報性の原理と言うものがあるように、まずは自分が先に与える事柄が大切になると思いますし、先に与え続けていくといったことをやらなければならないと思います。
僕自身自分がされたようにされるということを考えたときに、相手が自分のことを可愛がってくれたり、僕のために何かやってくれるような人たちがいるのであれば、自分から積極的にやっていきたいということを考えてしまいます。
今でも僕がやってほしいことを積極的にやってくれる人がいるのですが、そういった人には困ったことがあれば、僕ができることは全力で協力したいと言うことを思いますし、困っていることをどんな手を使ってでも解決したいと思うような気持ちが出てきます。
これは常に相手の立場で行動をしているということだと思うので、自分自身も見習わなければならないことだと思いますし、自分がされて嬉しいことを、相手の立場になって考えたときに、自分がそういった行動が取れるような自分でありたいと考えるようになっています。
喜びと感謝を忘れない
1番大事なことと言うのは、喜びと感謝を忘れないと言うことだと思います。僕は今までされて嬉しかったことと言うのは、絶対に忘れないと思いますし、そこで得た喜びや感謝と言うものは、自分の人生でもかけがえのないものになっています。
だからこそ喜びと感謝を忘れないという考え方で、自分自身が喜びと感謝を伝えていけるような存在になっていきたいとも思っています。
人が喜ぶことを自分から積極的にやることであったり、人から感謝されることを自分が誰よりもやっていくということが本当に必要なことになると思います。
人からの喜びと感謝を忘れない人がいるので、そういった人が困っているのであれば、その場に行って自分ができることを最大限やっていきたいと言う思いもあります。
そういう思いを出してもらうこと自体がとてもありがたいことだと思いますし、そういった自分の気づきがあることに対してもとても感謝していることになります。
1日1回でも喜ぶことがあれば、それはとても幸せな人生だと思いますし、ビジネスの中で人から感謝されるようなことをやっているのであれば、ものすごくやりがいがあるビジネスなんだと思います。
僕も喜びと感謝を忘れずに、人から喜んでもらったり、感謝されるビジネスを続けていきたいと思いますし、自分自身もそのような存在になれるように成長していきたいと考えています。
まとめ
相手の立場になって考えることができるのであれば、ビジネスも自然とうまくいくようになると思います。相手の立場になるからこそわかることがあると思いますし、相手の立場に立たなければわからないこともたくさんあるのがビジネスだと思います。
自分視点でビジネスをしても、自分と同じような悩みを持っている人は少ないと思いますし、自分と同じような悩みを持っているとは限らないということを知らなければならないと思います。
僕は自分視点でビジネスをしたときには、ビジネスがうまくいきませんでした。だからこそ相手の立場になって考えて、相手が困っていることであったり、悩んでいることにフォーカスをしてビジネスを進めていくことによって、ビジネスがうまくいくようになってきました。
ものすごくシンプルなことだと思うのですが、相手の立場になって考えられるような自分にだという事は、とても重要なことになると思うので、自分視点が悪いわけではなくまずは最初に相手の立場になって考える癖をつけることができ、その中で自分視点を入れていくのが大切になると思います。
✅自分視点を持つ前にまずは相手の立場になって考えることが重要。
✅成功している人たちの情報を受け取って鵜呑みにするのではなく、まずは自分ができることを真剣に考え取り組んでいくことの方が大事である。
✅自分視点と言うのは、いつか自分の身を滅ぼすことになり、相手のことを考えられる自分になっていくことが大切である。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容をビジネスや人生の中で考えていただき、今後より豊かな人生やビジネスを歩んでいくためのヒントにしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。