差別化を図るには最後まで手を抜かない

ビジネスで考えていかないといけない事は、他社とは違うような差別化を図っていくことだと思います。他社にはない他の何かというものを作っていかなければいけないと思うのですが、結局はその何かを探していくまでに時間がかかったり、自社オリジナルのコンテンツにしていくためには、最後まで手を抜かないことが大事になります。

ブランドを考えていた中では、最後までブランド構築を考えられる人だけが、ビジネスでも成果を出していくと思いますし、最終的にビジネスもうまくいくような状態となります。

それは何かといえばお客様が選んでくれる存在になるということで、簡単に言うとファンを獲得できるという状態になっていると言うことです。今回ブランドを作っていくためには、差別化を図る必要があり、差別化を図るためには最後まで手を抜かないことが重要になるポイントについてお伝えしていこうと思います。

 

入口だけを頑張るのはNG

 

ブランドを考えたときに、どのようなブランド構築をしていけばいいのかという事は多くの人が考えることで、その考えたこと自体を取り組んで事は誰でもできることだと思います。

特によくあるのが入り口だけを頑張るという状態です。入り口の部分を頑張っても、最終的な出口をマイナスの印象を与えることによって、全てが台無しになると言うことがあります。

入り口だけを頑張ってブランド構築をやるという方も多いのですが、ビジネスでは入り口だけではなく、出口までしっかり考えなくてはいけませんし、入り口から出口の間にあるものもしっかり考えていかなくてはいけません。

こういったことを体験価値と言う形でお伝えすることが多いのですが、体験価値というのはトータルで成り立っていると言うことです。

一部分が欠落してしまっていては、その部分で残念な状況になって、ファンにつながっていかない状況になっていきます。

ファンを作っていくということが、ブランド構築では重要になってきますし、その要素というものは様々な部分に関わってきます。

これを入り口の分だけ形を整えても、結局は出口の部分までトータルで考えることができなければ、最終的にファンになることもなく、ビジネス自体がうまくいかないような状況になります。

例えばよくあるのが、ホームページは綺麗だけど、実際にお店に行ってみるとホームページの綺麗さとは違って印象を悪くするということもありますし、さらに接客が悪いということもあったり、口コミでは高評価だったのが、いざ行ってみると残念な味になっているというところもあります。

こうなると全てが噛み合っていないので、ファンになるどころか最悪の印象を与えてしまって、二度と行かないお店になるということもあるので気をつけなければいけません。

 

旅行の事例では?

 

ブランドを作っていく中では、差別化を図っていかなければいけないのですが、差別化を図るということで言うと、例えば旅行などの事例でお伝えすれば、ホテルや旅館などが特に重要になってくると思います。

思い出を作るということを考えたときには、旅行に行ったときのホテルでは、接客が良くても、部屋の中が暗くて印象が悪いものになっていたり、色があって何か雰囲気的に悪くなるような状況になっていたり、シャワーの水はけが悪いものになっていたりすることもあるので、実際に差別化を図ると言うよりは、お客様が心地よく最後まで気持ちよく過ごせるような状況を作っていくことができるというのは、とても重要なものになってきます。

僕は旅行ではありませんが、出張に行く機会が人よりも多いです。出張に行ったときには、ホテルの過ごしやすさであったり、周りのお店の雰囲気であったり、トータル的にここに来て良かったと言うような思い出として残っていくのですが、実際に差別化が測れていないホテルであったり、お店と言うのは、思い出に残らないので、そこにまた行きたいと言うような状況になりませんでした。

逆にまた行きたいというホテルであったり、お店と言うのは、入り口から出口までがしっかりしているとともに、きちんとお客様に向き合ってくれるところから、また行きたいというように思ってもらえることが多いです。

結局差別化を図ると言う事は、どれだけお客様に向き合っているのかと言うことが大事になるということですし、旅行というわかりやすい面で言えば、お客様が行く前から楽しみになっている状況から自宅に帰るまでの状況を考えてビジネスをすることができれば、他にはない差別化というものが図れるような状況になると思います。

 

思い出は最後まで!

 

人というのは、その時の感情で判断してしまうものです。だからこそ思い出は最後まで気をつけなければいけません。

最後まで気をつけなければいけないという事は、思い出が出来上がろうといしている瞬間に、最悪の事態が起これば、当然悪い思い出になっていくということです。

でも最後まできっちりと思いが残るような状況になっているのであれば、お客さんは良い思い出として商品のことを口コミしたり、サービスのことを満足度が高いレビューを書いたりしてくれるということだと思います。

思い出というのは、最後までどっちではありませんし思い出作りのために自分たちがどのような価値を提供できるのかを考えなくてはいけません。

この価値を提供できるかどうかということが、一時的にビジネスをうまく活かせるだけではなく、長期的にお客様にファンになってもらうための考え方になると思います。

ちょっとした事が大事になりますし、気づかない点まで心配りができているのであれば、きっとそれを見た人が口コミをしてくれると思います。

要はお客様が気づく部分だけを価値として提供しているのは、二流のブランドだということです。お客様が気づかない部分まで、取り組んでいることができるということが、本物のブランドだということになりまして一流の価値を提供できる存在になっているのだと思います。

全部が全部お客様に気づいてほしいと言うのは、それは自分のエゴだと考えなくてはいけません。お客様が気づかない部分までクオリティーを高めることができるのが、ビジネスをやっていく上では重要になるということを考えてください。

 

最後が悪ければ全て台無し!

 

どんなビジネスをやっていくにしても、差別化を図っていくことが重要になってきますし、差別化をやっていくためにはお客様と向き合っていかなければいけません。

そしてお客様と向き合っていく中で、自分たちの価値というものを提供していかなければいけないので、自分たちの価値がどんなものであるのかを考えたときには、お客様が最終的に悪いということを判断したり、印象が悪くなれば全てが台無しになってきます。

例えば旅行で言えば、全てが印象が良くても、最後の挨拶が変なものになってしまったり、会計がうまくいかないようになってしまえば、そこで印象が悪くなってしまいます。

結局すべて良かったことが最後の最後で全部の印象がなくなってしまい、マイナスの印象しか残らなくなると言うことです。

食事の場所に行っても同じだと思うのですが、食事はすごくおいしかったのですが、最後に店員さんの対応が悪い状況になってしまえば、そのお店には多分二度と行かないような状況になると思います。

1部分が良くても、結局は人間というのはトータルで考えてしまいますし、特に最後の部分というものが印象に残りやすくなってくるので、印象を良くしようと思ったときには、最後まで手を抜くということをやってしまうと、全てが台無しになると言うことです。

例えば少し高級な料亭などに行ってご飯を食べると、お客様が帰るところまできちんと対応をしてくれますし、本当に気持ち良い対応をしてくれるので、次もまた行きたいと言うような印象を残しやすいです。

自分自身がどのような価値を提供してほしいのかということを考えたときには、高級なホテルであったり料亭などに行って、その体験を自分自身がやってみることも必要なことだと思います。

 

まとめ

 

ビジネスを進めていく上で差別化を図っていくことがとても重要になってきますが、差別化と言うのはテクニックではなく、本質的な部分で向き合っていかなければ、結局はビジネス自体が長く続いていきません。

お客様と向き合い、自分たちが提供できる価値というものを必死で考えなくてはいけません。そういった意味では誰もができる部分を考えることができると思うのですが、そこから先どのようなことを自分たちが価値提供できるのかを真剣に考えていくことによって、差別化ができてくると思います。

差別化を図るための考え方をきちんとし、手を抜かないと言うことを考えビジネスを進めていくことが重要になると思います。

 

差別化を図る事はお客様と向き合い、価値を作っていくことが重要になる。

ブランドを考えたときには、最初から最後まで手を抜くことができない。

ブランドを作っていく事は、差別化を図ることであり、その差別化はテクニックではなく本質的な部分が重要になる。

 

以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を今後のビジネスの参考にしていただき、取り組んでいただけるとうれしいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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