仕事をしている中ではメモを取る機会というものは多いと思います。メモを取るときには紙に書き残したり、携帯などに書き残したりすることがほとんどだと思いますが、メモをすることに全力に注いでいても、結局そのメモを後で活用することができれば良いのですが、ほとんどの場合は活用することなく、メモを取っただけで終わってしまうことがほとんどです。
だからこそ全力でメモをするということをやめて、本当に何をやらなければいけないのかを考えることが大事だと思いますので、今回メモを取ることの考え方についてお伝えしていこうと思いますので、最後までご覧いただけるとうれしいです。
全力のメモはやめる
人の話を聞いたり、セミナーに参加したり、何かを学ぶ時にすべてメモを取るということを考えるのはやめたほうがいいと思います。
結局人の話を聞いていた時に、そのメモを取っていても、そのメモを実際に自分自身が全てを実施できるかどうかと言えば、ほとんどがそうでは無いことがあると思います。
僕自身たくさんメモを取るということをやってきたのですが、実際そのメモを全て活用してきたかといえば、そうでは無いことが多いです。
メモを取る時間を考えると、そのメモを取ることよりも、メモをとったことをどのように実践するかを考えたり、人の話を聞くということに集中することも大切だと思います。
自分が本当に大切だと思うところをメモにとっていくことが大切ですし、実際メモを取ったことを1つでも実践できればいいと思うので、何を大切にするのかという考え方をとれば、実践することを大切にすることを考え、すべてを書き写す位のメモをとっていくような流れよりは、1つのことを実践する、そのためのメモをとっていくことの方が大切だと思います。
メモは必要なことだけ
昔は僕自身もメモをたくさん取るようにしていましたが、メモをたくさんとっても、結局メモ自体の意味がわからないものになっていたり、メモを実践することが全てできなかったりと、結局その書いたこと自体が無駄になってしまうことが多かったので、今メモを必要なことだけ取るようにしています。
必要なことだけメモを取るという事は、相手のことを理解していく上でも必要なスキルになってきますし、自分自身が何を大切にしているのかということも俯瞰して見ることができるようになります。
何でもかんでもメモをとっていくようなことをやれば、時間も無駄になると思いますし、何よりも自分自身のためにならないことが多いと思います。
メモを取ることが大切だという文化があるのはわかるのですが、実際自分がメモをとって本当にそれらを活用することができるかどうかも考えていただきたいです。
僕は多くの人はメモを取ってもそれ自体を使いこなしていくということが難しいと思っているので、必要なことだけメモをとって、そのメモを実践していくことが何よりも重要になってくると思います。
やることだけメモする
僕はセミナーへ参加する事は、自分自身が今すぐに悩みを解決したい、またビジネスに何か活用できるものがしたいという時に参加をしています。
参加するときにやることだけをメモするようにしていますし、メモをした事はその日の時間、次の日には実践するような形を取るようにしています。
結局やることだけメモをすれば、やることが増えてもいかないですし、すぐにできることをやれば成果がすぐに出てくる状況になるということです。
結局何をどのようにやっていけばいいのかがわからないような状態でメモをしても、そのメモ自体を生かすことができないです。
これは人の話を聞いても同じように、やることだけをメモするようにしていれば、時間対効果も高くなってくると思いますし、何より自分の時間を増やすことにもつながります。
あれもやらないといけない、これもやらないといけないといった常に忙しい状態よりも、自分が本当にやることに集中できる時間を作っていくことが大切であり、それが自分のビジネスをスケールしていくためにも必要なことだと思います。
メモすることが目的ではない
セミナーに参加することであったり、人の話を聞くことであったり、何かを学ぶときには、メモをすることが目的にならないように気をつけるということが大切です。
メモをすることが目的になっていると、メモをして満足してしまい、メモを取ったことを実践しないので、結果的には自分のビジネスにつながっていかないような状況につながってきます。
これ自体は本当に意味がないことだと思っているので、メモをすることを目的とせずに、メモをとって実践しビジネスにつなげていくことを目的とすることが大切だと思います。
実際メモをたくさん取る人ほど実践できる人が少ないような気がしますし、僕の周りでもそういった傾向の方が多いです。
セミナーや参加しセミナー参加費以上の成果を出そうと思ったら、セミナーで学んだことを実践することであり、メモを残して満足することではないということを理解しなければいけません。
メモをすることを目的とせず、メモを取った内容を1つでも多く実践し、ビジネスにつなげていくことを目的にしてメモを取るように考えてみてください。
まとめ
メモを取っても実践できないのであれば、逆にメモを取らないということを決めた方がいいかもしれません。過去にどれぐらいのメモをしてきたのかということをノートであったり、携帯であったり昔の残しているメモを見直すようにしてみてください。
またそのメモを取ったことを今実践できてないことがあれば、実践してみることによって、そのメモは生きてきます。成果につなげるためのメモの取り方を考えることが何よりも重要だと思います。
✅メモをする事は大切だが、メモの内容を実践することがもっと重要である。
✅メモを単純に取るのではなく、メモを取る目的を決めることが重要。
✅メモをしたことを生かすためには、生かすための考え方を身に付けることが重要。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を今後のメモを取るときの考え方の参考にしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。