コミュ力の鍛え方は、現代において必要な力だと思います。コミュ力というのは、コミュニケーション能力のことになりますが、僕は一番苦手とする部分でもありました。ただ、起業していく中でコミュ力を鍛えることができたので、今回コミュ力がなかった僕でもコミュ力が鍛えられた方法についてお伝えをしていきます。
人と話すことが苦手でしたし、セミナーや人前で話すことも苦手でした。人と話すことや今であればSNSでの相互コミュニケーションをする中でも、何をどうして良いのかも最初はわからなかったです。
メールを出すこともメッセージを出すことも、このメールを出して嫌われたらどうしようとかいちいち考えていました。コミュニケーションをとることで、嫌われたらどうしようとか、元々話すことが得意ではないので、複数人人がいるとほとんど話さなくなります。
話すことが嫌いというよりは、コミュ力というのは自分に自信がなかったり、自分の話が人にとってどうなんだろうとか考えだすと、話さないなどのコミュニケーションをとる方法がわからなくなっていきます。
ただ、起業してから仕方がなくコミュニケーションをとっていくことが増えていく中で、得意とまではいかないですが、人並みにコミュ力が鍛えられたと思いますので、一つ一つお伝えをしていければと思います。
コミュ力は言葉だけではない
コミュ力というのは、人と話すことだけではないことを知りました。これは障害者の施設で働いているときに学んだことですが、知的に障害がある方で言葉を話せない方もたくさんいます。
話せないからと言って意志がない訳ではありません。やりたいことやしたいことというのは、誰にでもあることで障害を持っている人たちも意志というものはあります。それをどう汲み取れるかが施設で働いているスタッフの役目でもある訳です。
言葉というのは、本当に簡単です。水が欲しいという言葉には、水が欲しいという要求もあり、それをどう対応するかどうかでコミュニケーションが取れます。では、言葉ではない場合はどのようにコミュニケーションをとるのかというと、障害を持っている人も感情はあります。
その感情をどうのように表現をしているかということを考えます。中には、動作で教えてくれる方もいます。言葉以上にどのようなコミュニケーションを求めているのかを汲み取ることが重要になってくるのですが、仕事的にはとても面白かったですし、やりがいもありました。
言葉というのは良くも悪くも一番シンプルなコミュ力になると思います。言葉の使い方が美味い人は、コミュ力も高くて人を惹きつける力もあると思いますし、いつも誰かに囲まれているような気がします。
逆に言葉ではないコミュ力を持っている人は、その人のオーラであったり、言葉はないけど行動で示して「背中で見せるタイプ」のような人もいます。自分にあったコミュ力をつけるために鍛えることが、コミュ力を上げる一番の方法だと思います。
得意なことでコミュ力をつける
僕が一番得意なのは、「文字を伝えること」がコミュ力として一番成果が出た方法です。先ほども話すことだけではなく、背中で見せるタイプもいるという話もお伝えしましたが、自分の表現を一番できるのが僕は文字だったということです。
文字を書き続けてきました。書くだけではなくタイピングをして、文章を打ちまくりました。今でも1日1万文字以上は書いていますし、それだけの量を発信をしてコミュ力を鍛えています。
文章を書くということ。自分の思いややりたいこと、感じていること、考えていること、成果が上がったことを文字にして伝えることで、そこに興味を持ってくれる人たちとコミュニケーションをとる。
こんなことを12年以上やってきているので、今は考えるより先に文字を打つことができますし、書くことができます。考えて書くというよりも、書きながら考えているような状態です。
話すことはいまだに苦手なんですが、自分がやっていることを文字にすることは得意になりました。元々得意だった訳ではありませんが、やり続けることで一番自分の思いが伝わるのが、文字だったという結果になりました。
中には音声が良いという人もいれば、動画の方が良いという人もいますし、実際にあって話すことが得意な人もいると思います。人によって得意なコミュニケーションというのは違ってくると思いますので、自分の得意なコミュニケーションの方法を知ることが大事になります。
コミュ力を鍛えることで、起業家であればビジネスの成果が格段に上がっていきます。文字を打つことは、SNSでのコミュニケーションに必要な力にもなってくれていますので、僕個人は文字を打つことを今でもやり続けていますが、必要だと思うことがあれば、自分の得意で勝負をすることでコミュ力が鍛えられると思いますし、苦手意識もなくなり、自身もついていくと思います。
情報発信をする
コミュ力を鍛えるために必要なことは、なんだかんだ情報発信をすることだと思います。情報発信をすれば自分の考えていることもやっていることも整理ができます。整理ができれば、自分の言葉を文字にしたり、音声にしたり、動画にすることができます。
僕は文字を使った発信が多いので、ブログやメルマガなどをメインにしているのですが、話すのが得意な人は動画とか音声が良いと思います。身振り手振りが必要な人は動画の方が良いです。
最初は苦労なこともあると思いますが、僕が学んだことの中で大事にしていることは「居心地が悪い場所は自分を成長させてくれる場」ということを学びました。この学びはコミュ力を鍛える最高のマインドになったと思っています。
コミュ力って鍛えられるものということを僕は知りました。人へ伝えることが苦手でしたが、伝える手段をたくさん持つことができて、その都度使い分けていますが、今こうやってブログにすることで伝えられています。
ブログを見て感想をくれる方も増えてきましたし、毎日読んでくれている人もいるので、そういった声をもらうことで、自分が必要とされていることや気づきを得てもらっていることにやりがいも感じます。
簡単にいうと自信がつくことで、コミュ力がどんどん鍛えられていると感じています。そこにやりがいや感謝の言葉などがなければ続けられませんし、コミュニケーションにも自信が持てなくなります。
コミュニケーション力というのは「他者と意思疎通を上手に図る能力」のことを指すようです。自分だけのことではなく、他社との意思疎通というのがポイントになると思いますが、そう考えるとコピーライターとして活動を始めたのもコミュ力を鍛えられた要因かもしれません。
コピーは、お客様のことを理解する力です。相手のことを知る力になりますので、それが意思疎通をするときに役立ったり、相手のことを考えて伝えられることで円滑にコミュニケーションが取れるようになってきたことも大事な部分かもしれませんね。
人の役に立つ事をする
コミュ力を鍛えるためには、人の役に立つことをすることが一番早いと思います。自分のためにというよりは、人のために役立つことが大事です。先ほどの話からでも、相手のことを考えれば、相手のことがよく理解できます。
相手のことを考えて話をすれば、相手を傷つけることもなければ、相手のことを不快にしなくて良くなります。それが円滑なコミュニケーションが生まれる要素となったりすることもあります。
人の役に立つことを考えてコミュ力を鍛えると、できることはたくさんありますね。自分がということが主語にならないので、相手のことを主語にすれば、相手も話をしやすくなったりします。
以前書いた「人の話を聞く【主語が自分の人には気をつける】」でもありましたが、コミュ力の低い人ほど自分の話をしたがりますし、相手のことに興味を持たないような気がします。
コミュニケーション能力は、「相手との意思疎通を図る能力」となる訳ですから、自分という存在を前面に出すのではなく、相手のことを知ることから始めて、もっというなら素人することから始めていくのが大事なんだと思います。
人は自分の話を聞いてくれる人のことは好きになります。それだけ普段自分の話を聞いてもらえないことが多いです。ということはコミュ力って聞く力がある人の方が、コミュ力が高いんだと思います。
相手の話を聞くことからスタートするのも、コミュ力を鍛える一歩になるかもしれません。プロカウンセラーの聞く技術という書籍もベストセラーになっていましたが、聞くのが8割ということを書かれてあったと記憶しています。それぐらい聞くことが難しいということに当時は衝撃が走ったことを今でも覚えています。
まとめ
コミュ力を鍛えるためには、自分の得意を知ることが大事です。僕の場合は文字でしたが、文字以外にも人とコミュニケーションをとる方法はありますので、自分の得意を知ることが大事です。
その中でも自分の得意を情報発信をしていきながら、相手のことを理解していくことが、コミュ力を鍛えるポイントになることと、相手へ興味を持つこと、関心を持つことが重要になり、主語を自分にするとコミュニケーションをとることが難しくなるので、常に相手にフォーカスをする、そして相手の話を聞くところからがコミュ力を鍛える一歩になっていくと思います。
✅コミュ力を鍛えるには、自分の得意を知ること。その得意な方法で情報発信をすることから始めてみる。
✅人の役立つことをすれば、人に感謝されることが増えるため、自分に自信が持てるようになる。その結果コミュ力がアップしていく。
✅コミュ力は、相手のことを知ることが大事であり、相手の話を聞くことからが最初の一歩になる。
以上の3つのポイントを大事にして、今回お伝えした内容を日々の中に取り入れてもらうことで、今の自分よりももっとコミュ力を鍛えられて、自分に自信がついて、日常や人と関わることが楽しくなる方向へつながると思っていますので、実践してみて気づきを得られると嬉しいですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。