起業に向いている人と向いていない人の違いについてお伝えしていこうと思いますが、起業するという事は、とても大変なことであるからこそ、その大変な状況になっても、逃げ出さずに自分自身と向き合って取り組んでいくことができるのかどうかという事は、大切な考え方になってくると思っています。
僕自身は、起業するということを考えていたイメージと実際に行動する中で感じる事は、全く違った印象を持つようになりました。起業する事は誰でもできるかもしれないですが、起業して継続して起業家としてやっていけるかどうかというのは、今回お伝えする内容の中でも、楽しめるかどうかという事は大切な考え方になってくると思います。
起業すれば良いことよりも嫌な事の方が起こる可能性も高いです。だからこそ起業に向いている人と向いていない人の違いと言うものを知って、これから起業をしたり、起業している中でも自分の考え方を変えていくようなきっかけにつながるような内容になると思いますので、最後までご覧いただけるとうれしいです。
楽しんでできるかどうか
起業に向いている人と向いていない人の大きな違いというのは、起業した中で楽しんでできるかどうかということが最も大切なことだと思います。
冒頭でもお伝えしたように起業する中では大変なことの方が多いです。実際うまくいっている人たちというのは、大変な目を見せないだけで、実は裏では大変な目に遭っていることがあります。
またそれは大変な目にあっても大変だと言うことを言わないだけで、それ自体も楽しんでできている人も多いような気がします。
これは結果的に楽しいということを感じられるようになるには様々な経験をしてきていると僕は感じるのですが、起業している人を見る中では、実際に今やっていることを楽しんでできているかどうかということを見たときに、かなり苦しんで取り組んでいる方がほとんどだと思います。
これ自体は何のために起業をしたのかといったことを忘れているのかもしれないですし、本当にその自分がやりたかった事と現実が違ったと言うことで、今にも逃げ出したような状況になっている人もいるかもしれません。
ただ起業し続けるためには、どんなことからも逃げずに取り組んでいかなければ、起業というのは自分で責任をとっていかなければならないため、自分の覚悟が問われているとともに、大変な状況の中でも楽しめる人が起業家として向いているように僕は感じます。
実際コンサルティングをしている中でも、楽しんで仕事ができている人ほど結果を出すのが早かったり、やっている量が圧倒的な量をやっていることがほとんどです。
理念があるかどうか
僕は起業に向いている人と言うのは、理念がある人だと思っています。これはなぜ理念がある人が起業に向いているのかと言うと、思いを持って起業をしている人ほどうまくいっているからです。
また思いがある人ほどどんな大変なことがあっても逃げずに、自分がやりたいことに対して誠実に向き合って取り組むことができるといった印象があるからです。
この理念というのは別に社会貢献をするといったようなことではなく、利益を追求していくといった理念でも良いと思います。
実際ビジネスを続けていこうと思えば利益を出していかなければ起業し、続ける事は難しいからです。
どんなに素晴らしい理念を掲げていても、その理念を掲げ継続して自分のやりたいことが実現できなければ意味がありません。
利益を常に追求していくという事は、ビジネスをする以上はもはや当たり前のことであるので、この当たり前のことをあえて理念として掲げなくても、自分の中で覚悟を持って利益を追求していくといった思いを持つことが大切になります。
その上でどんな思いを持ってやるのかと言うことが大事にはなるので、理念と言うのは周りに対して伝えていくこともそうだし、ビジネスの中で継続して起業家としてあり続けるための利益追求も同時にかけていくことが大切になると思います。
起業している中で利益を追求しないような起業家の人ほど、いろんなことをやってしまって、うまくいかないパターンになっています。
これは僕自身にも当てはまることなのですが、利益を追求していくという事は、理念と同じ位大事なことになるということを知っていただきたいですし、社会貢献だけやりたいという場合は、起業しても継続する事は難しいと思うので、何のために起業するのか、その上で利益追求をどのように考えていくのかということを考え、取り組んでいただけるのが良いと思いますし、そういった方が起業向いていると思います。
他人事と思わず自分事として考えられるか
僕がコンサルティングをしている中で感じる事はあるのですが、企業に向いている人と向いていない人と言うのは、他人事と思わず自分事として考えられるかといったマインドセットがあるかどうかは大切になると思っています。
なぜ大切になるのかと言うと、自分が起業していく中では、誰に責任があるのかと言えば自分自身にあります。
という事はビジネスは自分が積極的に進めていかなければならないと言う事になるのですが、これを自分事として考えずに、他人事として考えてしまうような人は、自分のビジネスに覚悟を持ったり、責任を持って取り組んでいないのと同じことだと思うので、一緒に仕事を進めている中では、どこか違和感が出てきて、継続して一緒に取り組むことができないような状況になるパターンが多いです。
コンサルをしている中では僕はあくまでも相談業務と言うことが主軸にはなってくるので、その上で実際誰が取り組むかと言うと本人が取り組まなければなりません。
本人が取り組む中では、どれぐらいの量をこなせるかと言うことを自分自身で考えていかなければならないですし、起業して成果を出していかなければ売り上げを作ることができないので、売り上げを作るためには、自分自身が誰よりも行動をしていくことを考えなければなりません。
他力本願的な考え方でビジネスをやっているのであれば、もちろん資本があって人に任せることができるような人は良いかもしれないのですが、そうではなく自分でやらなければならない環境の中で、作業量を自分ができる範囲でやってしまうといった状況の中に入るといつまでたっても成果を出す事は難しいと思います。
最初のほうにお伝えをしたように、楽しんでできる人と言うのは、自分事として考えているので、圧倒的な量を取り組んでいます。
誰が決めるわけでもなく自分自身の事だからこそ、自分が楽しみながらやっているのが当たり前だと思うのですが、自分事として考えられないような人は起業に向いていないので、起業しても失敗するパターンになるので気をつけなければならないと思います。
圧倒的努力ができるかどうか
これは先ほどもお伝えしたように圧倒的努力ができるかどうかと言うのは、自分がやっていることに対して楽しめるかどうかということにもなってきます。
自分がやりたいことをやっているのが起業のあるべき形の1つだと思うので、自分がやりたくないことをやっているのであれば、起業のやり方であったり、自分のスタイルというものを見直していく必要があると思います。
僕は努力というのは、起業をする上ではとても大切な考え方になると思っています。これは起業をするという事は、多くの人がゼロからの状態でスタートすることになると思うので、このゼロの状態と言う事は信用がないのと同じことです。
今までは会社の中で信用がある中で仕事をさせてもらっていたことが、個人の信用で仕事をしていかなければならないので、この信用を作っていくということがとても大切なことになりますし、とんでもなく大変なことだと言うことを知らなければならないと思います。
自分ができる人間だと思っていても、1人社会の中に放り出された状態で仕事をしてみると、自分自身に信用がないということを痛感させられる出来事というのは多いです。
自分自身の信用を作っていくために圧倒的な努力をしていきながら、信用を生み出していくことが、ビジネスの土台としてとても大切なことだと思います。
少なくとも努力しているということを理解できれば、その上でその人に仕事をお願いするといったことにもなるのですが、楽をしてビジネスをしているといったことを見せられても、その人に仕事をお願いしようと僕の場合は思いません。
どんな人でも、自分の努力以上の努力をしている形であるのが、圧倒的努力だと思うので、これができる人と言うのは起業しても応援される起業家になると思うので、何か大変なことがあっても助けてくれる人がいると思いますが、この圧倒的努力ができない人と言うのは、応援してくれる人も少ないがいない状態になるので、自分の起業家としての姿勢と言うものを考えなければならないと思います。
まとめ
起業に向いている人と向いていない人の違いと言うのは、すべては考え方によって変わってくると思いますので、今の自分自身の考え方が起業に向いているのかそうでないのかといったことを考えて起業することをお勧めします。
なんとなくやりたいことがあるからといった状態であったり、今の会社が嫌だから起業するといった逃げパターンではなく、自分自身が本当にやりたいことがあって、その上でどのような自分になっていきたいのかということを真剣に考えてから起業することをお勧めします。
今の時代は、起業のスタイルと言うものもたくさんあると思うので、会社に勤めながら起業するパターンであったり、社内起業ができないパターンなどもあったりすると思うので、自分が思う形の起業のあり方というものを模索していくのも大切だと思います。
✅起業に向いている人は、自分のやりたいことがはっきりしていて、具体的に楽しみながら行動ができる人。
✅起業に向いていない人は、他力本願で、なんとなく起業をするといったことを考えている人。
✅考え方によって起業して上手くいくのか上手くいかないのかが分かれてくる。だからこそ考え方が重要。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を起業することを考えている人は参考にしていただき、すでに起業している人は、今の自分の起業の考え方の参考にしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。