ビジネスを進めていると様々な決断を迫られることがあります。どういった決断を下すのか、その時にどんな選択をするのかと言う事は、起業している人であれば悩んだこともあると思いますし、後悔したこともあると思います。後悔がない選択をするためにはどうすれば良いのか、後悔する選択と後悔がない選択について今回お伝えしていこうと思います。
僕自身が起業して13年目になりますが、これまでいろいろな選択をしてきた中で、後悔することもあれば、後悔しないような選択をとってきたこともあります。これはあくまでも結果論ですが、最初から正しい選択ができるかどうかと言うのは、誰にもわからないと言うことです。
ただ正しいかどうかはわからなくても、後々後悔するかしないかと言う事はわかってくるので、その選択と言うものを間違えないための方法や考え方について今回お伝えしていこうと思いますので、起業して間もない方であったり、起業して今悩みを抱えている人であれば、参考になる内容だと思いますので最後までご覧ください。
思いを大事にすること
選択を間違えないためには、大前提として思いを大事にするということが重要になると思います。ビジネスを取り組んでいくときには、理念を考えることであったり、ビジョンを考えると言うことがいろいろなところで大事だと言われています。
僕も理念やビジョンはとても大切だと思いますし、それがあるから継続してビジネスができると思っています。ただ理念やビジョンがあっても選択をしたときにうまくいかないと言うことも出てくる可能性もあります。
ただその時に後悔するかどうかと言う基準は、思いを大事にしているかどうかと言うこともポイントになってくると言うことです。
僕が起業する中で、様々なプロジェクトやビジネスに関わってきましたが、自分が後悔しないような選択をしてきたのは、自分の思いを大事にしてきたことであり、その思いに関連するようなことをやってきた事は後悔をしていません。
逆に自分の思いから外れるようなことをやっている場合は、後悔をすることが多かったです。結局後悔すると言う事は、自分の選択が正しくなかったと言うこともそうなのですが、自分の思っていることと違うことをやってしまうということが、1番の後悔するポイントになると思います。
人間には感情があるので、その時においしい話があれば食いつくと言うのは、起業家の多くの人が経験していることだと思います。ただそのおいしい思いと言うのは、いっときのものだけでそれが長期間続くわけではありません。
だからこそ自分の思いと言うものを最初に持ち起業することをお勧めしているのですが、自分の軸がぶれないためにも、選択を後悔しないためにも思いを持って起業すると言うことを大事にしていただきたいと思います。
見切り発車をしないこと
僕も起業した頃によくやった間違いなのですが、見切り発車をすると言うことです。見切り発車をすることによって、自分があまり考えなくビジネスを進めていくと言う、要は感情だけで判断をしてしまってビジネスをするということがありました。
そういった場合には見切り発車となり、楽しいか楽しくないかと言うことが基準になっているので、そのビジネスが本当に自分に必要かどうか、やりたいかどうかと言うことを考えていませんでした。
見切り発車をすると言う事は、何も考えずにやると言うことです。何も考えずにやると言う事は、多くの場合後悔すると言うことにつながると思います。
後悔するための選択をするのであれば、後悔しないためにも見切り発車をしないと言うことが重要になると思いますし、僕自身見切り発車をして、たくさんの失敗をしてきたので、あえてここで見切り発車をすると言うことをお勧めすることができません。
もちろんビジネスはやってみないとわからないと言うことがあるので、やってみてからうまくいって、自分がやったことが正解だったと言うパターンもあります。逆に正解ではなくても後悔しないと言うビジネスもたくさんありました。
そこではいろいろな経験をすることができたり、自分のビジネスのスキルや知識と言うものを大幅にアップさせてもらったこともあります。こういった自分の選択に後悔は無いのですが、感情だけで判断をし、自分がやりたくないことを見切り発車でやると言う事は、僕の経験からも多分後悔することが多いのではないかと思います。
やってもいい後悔と、やってはいけない後悔があると言うことがビジネスをやり続ける中でわかったことなので、僕と同じような失敗をしないでいただきたいです。
やりたくないことを引き受ける
先程の話に通じるのですが、やりたくないことを引き受けると言うことも同じことにつながります。同じことにつながると言う事は、後悔をする選択につながると言うことです。
あまり断れないような取引と言うものもあると思いますが、本当に自分がやりたい事であれば問題ないと思うのですが、やりたくないことであれば断ると言う勇気を持つことも必要だと思います。
僕はなんでもかんでも受けるようにしていたのですが、何でもかんでも受けることによって時間が足りなくなってきます。
器用貧乏と言うような起業のあり方になってしまって、いちじは本当に大変な状況になりました。人が良いと言ってしまえばそれまでなのですが、本当にやらなければいけないのは自分のビジネスで成果を出すことだと思います。
自分のビジネスで成果を出すと言う事は、自分のお客様を守っていくと言うことにもつながります。だからこそ自分がやらなければいけないことに集中することも必要ですし、自分ができないことであれば引き受けないと言うことも大事なことになります。
自分にとって成長できるチャンスと思えば引き受けることも良いと思いますが、心からやりたいと思えるかどうかと言う事は、ビジネスを進めていく中ではとても重要なことになると思います。
ビジネスを進めていくと言う事はいろいろな壁が登場しますし、その壁を乗り越えていかなければならないからです。壁と言うものは本当に自分が大変な状況の時にやってきます。
その壁を越えるためには自分の力を全力でぶつけていかなければなりません。それをやりたくないことを引き受けるだけで、その全力で取り組めると言う力はないと思いますし、自分が進めていく中でネガティブな感情が生まれてくるので気をつけなければなりません。
笑顔になれる仕事をすること
最終的には自分も周りも笑顔になれる仕事をすることが、結果的に後悔しない選択につながると思います。後悔につながると言う事は、人間関係が関係してくると思うので、僕自身は後悔しないためには、今回お伝えしてきたような考え方を身に付ける必要があると思います。
これは自分自身が経験してきた事でもあり、これから経験するであろう人たちに向けて発信をしています。ビジネスは自分の事業を伸ばしていくと言うことを当たり前のようにできる人は少ないです。
どうしても起業する中では、いろいろな誘惑と言うものが出てきます。自分の興味がなくてもお金が儲かるような話であったり、もしかしたら人を騙してお金を得るような話も来るかもしれません。
でもお伝えしたように、笑顔になれる仕事をすると言う事は、人を騙したり、自分だけがお金が儲かると言うような状況を作ると言う事は、また違った形につながると言うことです。
僕はそれ自体が後悔につながる考え方になってくると思うので、自分が今、している仕事がどのような笑顔の連鎖が起こるのかと言うことを考えていただきたいですし、物事はもっとシンプルに考える必要があると思います。
後悔をするかしないかと言う事は正直わからないですが、後悔をしないための選択と言うものができると言うことを知らなければなりません。
本当に自分がやりたいこと、自分がやりたい事と合わせて今やっていることが本当に正しい選択かどうかと言うことも考えていただきたいです。
間違った選択をしているのであれば、今すぐにただすべきだと思いますし、少しでも後悔をなくしていくのであれば、自分自身がやらなければいけない事と言うのは、今の時点で正しい方向へ向かってビジネスを進めていくと言うことだと思います。
まとめ
後悔をする選択と後悔をしない選択についての考え方等についてお伝えをしてきました。僕が経験してきたことをそのままお伝えしているので、同じような失敗をしないでいただきたいですし、考え方次第で後悔することもあれば、後悔しないこともあると言うことを知っていただきたいです。
ただビジネスを進めていると自分の固定観念と言うものがありますし、自分自身が進めていることが正しいと思って進めているはずなので、今自分が間違った選択をしているかどうか、後悔するような選択をしているかどうかと言う事は、正直わからないと思います。
でも自分がやってきたことを振り返ってみて、あの時に後悔する選択をしたと言うことを考えられるのであれば、僕が今回お伝えしてきたような後悔しない選択や後悔する選択の考え方の1つとして取り入れていただけると嬉しいと思います。人は選択を間違う時もあります。
ただその選択を間違ったときにどのような方向転換をしていくかが重要になると思いますので、今の自分を確認しつつ、これからの自分を作っていくためにも正しい選択をしていけるような考え方を身に付けていただける、きっかけにしてもらえるとうれしいです。
✅後悔しない選択をするためにも、思いや理念、ビジョンを持つことを大事にし、その上で選択をしていくということが重要。
✅後悔する選択と言うのは、自分の軸から離れたことをやり、お金儲けのためにやってしまうこと。
✅笑顔で仕事ができるかどうかと言う事は、とんでもなく重要なことになるので、今の自分のやっていることをみんなが笑顔になれるかどうかは考えなければいけないこと。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容をきっかけに、後悔しない選択の考え方を身に付けていただけるヒントにしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。