ビジネスを進めていく中で、常に新しいことを始めていくといった事はとても大事なことになると思うのですが、新しいことを始める前に確認することも大事なポイントになってくると思います。
例えば今新しいSNSが流行っていると、新しいSNSに力を入れていくと言うのは間違いではないと思うのですが、ただ新しいことを始めていく中では、これまで力を入れてやっていたことに対しても、エネルギーの使い方が変わってくると思います。
今どこの部分に力を注いでいけばいいのかと言うことを考えなければ、今うまくいっていることをやめてしまって、新しいことを始めてエネルギーが奪われて、今までうまくいっていたことがうまくいかなくなるような流れを作る可能性もあります。
何でもかんでも新しいことを始めればいいと言うことではなく、事実確認と言うものをやっていくことが重要だと言う事について今回お伝えしていこうと思いますので、最後までご覧いただけるとうれしいです。
流行りに乗って新しいことを始める
冒頭でもお伝えしたように流行に乗って新しいことを始めると言うのは、正しくもあり正しくないともいえます。
今自分のビジネスの現状を把握しない中で、流行に乗って新しいことを始めれば、新しいことを始めるにはエネルギーを使っていきます。
このエネルギーと言うものは、これまでなかったエネルギーの形になるので、新しいことを始めるときにはわからないことが多いからこそ、新しいことを始めるときのエネルギーと言うのは、とてつもなくエネルギーをとられていく形になっていきます。
流行に乗って新しいことを始めると言うのは、流行に乗っている中でビジネスチャンスが増えるようなイメージがあるかもしれないですが、多分多くの人がこのチャンスを掴むことができないと僕は考えています。
なぜチャンスを掴むことができないかと言うと、もともと新しいことを始める場合には、これまでの成果であったり、これまで自分がやってきたことの掛け算的な形で考えなければいけないと思うからです。
例えば今ビジネスを始めたばかりで、何がうまくいっているのかわからないといった方は、今取り組んでいることを力を注いでいくことが重要になってくると思いますし、その中で新しいことを始めても、新しいことをやって力を奪われていく中で、多分今まで自分が考えていたことに対しての形を作ることが余計に難しくなってくると思います。
僕のクライアントさんの中にもいたのですが、成果と言うものを短期的に考えてしまい、短期的な成果ばかり目を奪われて、長期的な成果を得る機会を損失していた方がいます。
こういった方はお客様中心と言うよりは、自分のことを中心に考えてしまい、自分を主軸に置いてビジネスを進めてしまいがちになってしまうので、新しいことを始めても、今までの信用がさらに落ちていくような状態になっていきます。
1つのことを継続していくこと、決めたことをやり続ける力と言うのは、新しいことが出てきたときには考えさせられることなんだと思います。
今何が成果が出ているのか確認すること
新しいことを始める前に必ずやらなければいけない事は、今何が最も成果が出ているのかと言うことを確認しなければなりません。
ビジネスをやっていく中では、ビジネスの軸と言うものを作っていかなければいけないと思っています。
この軸からぶれてくると、何をやってもうまくいかなくなります。集客をしていく中でも、集客の軸を作っていく必要があると思いますし、考え方の部分でも考え方の軸と言うものを作っていかなければなりません。
ビジネスをしていく中では、集客と売り上げについて考えなければいけないと思うのですが、今一番集客できているものが何か、さらに売り上げが伸びているポイントは何かと言うことを確認していくことも重要になります。
新しいことを始めていけば、今集客ができている部分が、力が注げなくなって集客力が落ちていくといった状態にもつながっていくこともありますし、同じように売り上げが伸びていて、この伸びていたポイントと言うものを抑えることができなければ、新しいことに力を注ぎ、売り上げが伸び悩むといった状態になるかと思います。
今最も自分のビジネスで成果が上がっている軸であったり導線と言うものを確認する中で、新しいことを始めた方が良いのか、集客と売り上げを伸ばすために、今うまくいっていることをより伸ばすことを考えた方が良いのかと言うのは、今の自分のビジネスの現状と言うものを確認することが、最も大切なことになると思います。新しいことをやれば集客ができたり、売り上げが伸びると言う事はありません。
エネルギーをかけてでもするべきことか?
先程の成果の確認と言う話にもつながってくるのですが、本当に新しいことをエネルギーをかけてでもするべきかどうかと言う事は、自分のビジネスを進めていく中では考えなくてはいけないことだと思います。
最近であればクラブハウスといった新しいSNSが流行っていますが、このクラブハウスを本当にしなければならないのかと言う事は、自分のビジネスの中で考えていかなければいけないことだと思います。
もちろん新しいSNSを始めることによって、エネルギーをかけてでもやればビジネスにつながっていくといった状態につながると思うのですが、ただ本当に今そのSNSをエネルギーをかけてでもやるべきかどうかと言うのは、人のビジネスの状態によって変わってくると思います。
例えば僕の場合であれば今自分自身のビジネスでうまくいっている導線と言うのは、ブログからの集客であり、ブログを基軸としたSEOや広告からの導線がうまくいっています。
このうまくいっているものを伸ばすと言うことを考えた方が、ビジネス的にはより伸びていくと思いますし、僕のビジネスのやり方と言うのも、いくつかある中でこの導線を伸ばしていく方法と、例えばセミナー授業であればセミナーからの導線の最も効率が良い場所での方法と言うものを考え、それを伸ばしていく方が良いと思っています。
これはテストマーケティングをしていく中でわかっていることなのですが、本当に新しいことをエネルギーをかけてでもやらなければいけないことかどうかと言うのは、自分のビジネスに当てはめてきちんと考えなければ、エネルギーだけがとられてビジネスの大事な部分でもある集客と売り上げにつながらない可能性が高くなるので気をつけなければいけないです。
足元を固めることが大事
なんだかんだ大事になってくるのは、新しいことを始めて、なんだかやった感じの気持ちになるよりも、今自分のビジネスで大切なことを抑えて、誰よりも足元を固めていくことが重要になると思います。
足元を固めなければ、いくら新しいことをやってもうまくいかないと思いますし、新しいことをやることによってエネルギーが奪われ、今やっているビジネスがうまくいかなくなってくる可能性もあります。
最近よく感じる事は、新しいことをいろいろ始めるのではなく、今ある形を伸ばすためにもっとシンプルに効率よくビジネスが進められるような形を作っていく方が良いと感じています。
自分が得意なことを伸ばすことによって、さらにビジネスがうまくいくと思いますし、本当に自分自身の価値と言うものを考えてビジネスをやっていかなければ、新しいことを始めるだけではビジネスはうまくいかないと思います。
だからといって新しいことをやるなと言うことではなく、新しいことをやることによって自分の新しい可能性と言うものを見つけることができたり、ビジネスチャンスを掴むことにつながったりします。
このビジネスチャンスを掴んだり、成長につなげるためには、今自分自身が何をやっているのかと現状を知ることが大事だと思いますし、現場を知っている中で新しいことを始めるかどうかと言う事のバランスや見極めと言うものが大切になってくるのだと思います。
新しいことをやること自体はとても素晴らしいことだと思うのですが、だからといって何でもかんでも新しいことをやればいいと言うことでは無いと思っているので、このバランスや見極めと言うものを自分のビジネスに当てはめて考え進めていただきたいと言う思いがあります。
まとめ
今回新しいことを始める前に確認すべきことについてお伝えしてきたのですが、新しいことを始めるときには、ワクワクもあったりすると思うのですが、それ以上にエネルギーと言うものが取られることによって、ビジネスがうまくいかなくなる可能性もあったり、新しいことをやってやった肌になるような状態になると、ビジネスがやったことに対して成果が出ていない状態になれば、ビジネス自体を続けていくことも難しくなると思うので、考え方の部分であったり、実際に新しいことを始めるときに、今の自分のビジネスの現状を考えて取り組んでいただきたいので今回お伝えをしてきました。
これは僕自身も今まで新しいことを次々にチャレンジをしていく中では、チャレンジをして新しいことを始めた中で成果は出てくるものの、思った以上に成果が出ないと言うことを体験したからこそ、同じような体験をして欲しくないと言う思いもありますし、今ビジネスをスタートしたり、ビジネスで伸び悩んでいるのであれば、ほんとに足元固めたビジネスを作っていくことの方が重要になるので、新しいことを始めるときには、気をつけるようにしていただきたいです。
✅新しいことを始めるのは良いことだが、今の自分のビジネスに本当に必要なことかどうかを見極める必要がある。
✅エネルギーを使うからこそ、ビジネスでどのような成果を上げていくのかを考え取り組んでいくことが必要である。
✅自分の現状であったり、ビジネスの現状を考えて、新しいことを始めるときのきっかけにするべきかどうかを考えるのが大切。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を自社のビジネスに当てはめて考えていただき、ビジネスの改善をできるようなきっかけにつながると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。