ビジネスを行う中では、リアルの場として接待と言うものがあります。僕も接待を数多くこなしてきましたが、接待の良し悪しで仕事につながるかどうかと言うのも決まってくると感じています。
個人的には接待と言うのは、とても好きなことになるので、接待自体を楽しめるかどうかと言うのも次の仕事につながるかどうかと言うポイントにもなってくると思います。
今回接待を通じてどうやったらその仕事につながるのか、接待と言うのはどういったものがあるのかについてお伝えしていこうと思います。接待が自分の仕事の方向を決めると言うことを考えれば、接待がいかに重要かと言うことを理解していただけると思います。
接待の主役は誰かを知る
まずは大前提として接待の主役は誰かと言うことを知る必要があります。接待の主役と言うのはもちろんお客様であり、取引先だと言うことです。
基本的な考え方としては、接待を自分自身が楽しむと言う事はとても重要ですが、接待で楽しんでもらうのは取引先であり、クライアントになるお客様だということです。
接待をする上では、僕が大事にしていることは主役であるお客様がどうやったら楽しくなるのかということを常に考えています。
接待をする上で、自分好みに接待をするよりもお客様の立場を考えて接待をすることが重要になってくるのですが、そういった意味ではお客様のことをよく知らなければなりません。
お客様のことを知れば知るほど、どのような好みがあるのか、好きか嫌いかと言うことも知らなければなりませんし、例えば行きたいお店であったり、趣味とか聞いているとお客様の好みに合わせたお店を選ぶことができて、料理も美味しくいただいていただくことができます。
接待と言うのはお客様になってもらうための1つの導線です。仕事へつなげると言うことが理解できるのであれば、自分のための接待ではなく、お客様のための接待をしていくことが重要だとわかると思います。
お客様のための接待と言うことであれば、お客様がどうやったら楽しくなるのかということを考えることが1番重要かと言うことです。
ビジネスではお客様の悩みにフォーカスをして、お客様の悩みが改善解消されるような商品やサービスを考えていくと思いますか、接待も同様にお客様がどうやったら楽しくなるのかを考えることが、次の仕事につながっていくかどうかと言うポイントになってくると思います。
接待のマナーの基本は「感謝」
接待のマナーの基本は、僕は感謝だと思っています。接待と言うものを利用していかに利益を上げようかという事はビジネス上ではとても大事なことになりますが、お客様も接待に来ると言う事はそこに時間を使っていることになります。
また、こちらは利益を得たいと言うことを考えていますが、お客様も当然自分と関わることによって利益を上げていきたいと考えていますので、お互いがwin-winの関係になるようなビジネスパートナーとしての付き合いをしていくことができるっていうのは大前提ですが、その関わりの中では感謝が必要だと思っています。
本当に利益だけでビジネスをやっていくのであれば、自己満足だけのビジネスにしかならないため、接待と言うのは基本失敗するような流れにつながると思います。
もし自分が接待を受ける側であればどのように考えるのか、ということを考えてもらえれば分かりやすいと思いますが、相手が自分に対して感謝をしているかどうかと言うのは伝わりやすいです。
伝わりやすいと言うのは、相手は利益のためだけに自分と関わろうとしているのか、それとも本気で自分と一緒に仕事がしたいと思っているのかと言う気持ちの部分が伝わりやすくなります。
また相手に感謝を持って接することによって、本当にこの場を楽しく盛り上げてくれようと思っているのかと言うことが伝わるため、そこにはビジネスの損得ではなく、対人間としての関係が生まれてくることになってきます。
接待のマナーと言うのは感謝に始まり、感謝で終わると言う流れを作ることが僕は特に重要な接待のものだと感じています。
接待から仕事へつなげる方法「最後まで付き合う」
接待から仕事へつなげる方法の1つの考え方としては、最後までお客様に付き合うと言うことです。最後までお客様に付き合うと言う事は、1次会2次会3時間4次会など、基本的には朝まででも付き合う覚悟が重要になります。
これは1つの試されごとだと思っていただきたいのですが、最後まで付き合えるかどうかっていうのは、ビジネスを最後まで一緒にできるかと言うことにもつながるからです。
最後まで付き合えないと言う事は、ビジネスを最後まで一緒にできないと言う事になるので、いくら接待をしても仕事につなげる可能性というのは低くなると思います。
もちろんお客様が1次会や2次会で帰宅すると言う場合は、その時間で終わることになりますが、僕は年齢層が高いお客様を相手にするときには、基本は一次会や二次会だけではなく3次会4次会まで付き合うことが重要だと思っています。
本当の付き合いと言うのは、お酒を飲んでからどれぐらいの時間を共有できたかというのも大事になると思っているからです。かなり体育会系のノリになると思いますが思いますが、このノリというのがものすごく重要になると思っています。
どれだけの時間を共有できるかと言うのは、タイムシェアと言うビジネスの基本的な考え方の中でも重要になる部分で、同じ体験を同じだけ共有できるというのは、ビジネスにおいてはとんでもない資産になってくると言うことにつながります。
接待と言うのは、時間をどれだけ共有ができるのか、その共有と言うのは時間の中にある食事であったり、お酒を飲む時間であったり、仕事への考え方であったり、人としての人間性を知ってもらうための時間であったりするのです。
この時間と言うものがどういった時間になったのかと言うことが全体の中では重要になると言うことなので、その時間が最後まで付き合うかどうかと言うことが、いかに重要かと言う事は理解していただけると思います。
接待から仕事へつなげる方法「ティーアップを行う」
次に接待から仕事へつなげる方法のポイントは、ティーアップを行うと言うことです。ティーアップと言うのは、簡単に言うと相手のことを持ち上げると言うことです。
これは最初にお伝えしたように接待と言うのは誰のために行うものかを考えれば、主役になるのはお客様だということです。主役のお客様を持ち上げると言うのは接待のマナーとしては必要なことだと思います。
お客様が楽しんでもらうためにはどのようなことをお伝えすれば良いのかを考えなくてはいけないのですが、ただここで重要になるのはティーアップをするといっても嘘をつくと言うことではありません。
嘘をついて相手のことを持ち上げても相手は気持ちよくならないです。むしろモヤモヤした形で気持ちが残ってしまうため、嘘を言って相手のことを持ち上げると言う事はやらないようにしてください。
では、どういったことをティーアップしていけば良いのかと言うと、僕がやっている事と言うのは、相手のことをどれだけリサーチができるかということに関わります。リサーチと言うのは相手がやっているSNSがあればSNSすべての投稿に目を通す。
他にもブログや会社のホームページからお客様が言っている言葉などを調べたりメモを取ったりしておけば、嘘をつかずにティーアップすることができます。嘘をついてないので、自分自身でティーアップしやすいですし、ティーアップされたお客様もとても喜んでいただきます。
間違ったティーアップの仕方と言うのは、嘘をつくことが1番多いのですが、相手が興味ないこと話をしたり、相手の失敗などを続いたりすることによって、その場の空気が悪くなることもありますので気をつけてください。
そういった空気感を出さないためには、相手のことをお客様のことを正しく理解することが必要ですし、そのためには徹底的にリサーチをすることが重要だということです。
接待と言うのはビジネスの基本部分になりますし、相手のことを知ると言うのは接待のマナーだと思います。接待のマナーを正しく理解することによって、お客様も自分自身も楽しめる接待の場になると思います。
まとめ
接待のマナーの方法としては、主役は自分ではなくてお客様にあると言うことを理解すること、さらにお客様がどうやったら楽しくなってもらえるかということを考え接待の場を取り組むことが重要になります。
また、接待から仕事へのつなげるためには、相手のことをティーアップする事はもちろんのこと、最後まで時間を一緒に共有が出来るような接待の場で書いていくことが、仕事につながる第一歩になると思います。
今回かなり体育会系の形でお伝えをしていますが、基本体育会系のノリと言うのはことが重要だと考えています。その本質というのが楽しみと言うものがあるからです。
楽しむためには、私でもお客様も楽しむと言う前提のもと、接待を行っていくことで仕事につながると言う流れになると思っているからです。
✅接待のマナーの基本は、常に相手のことを考え、相手がどうやったら楽しむかということを考え、感謝をすることからが始まりです。
✅接待を仕事につなげていくためには、相手の良いところをどれだけリサーチができるか、そこから嘘をつかずに相手に気持ちよくなってもらうことが重要。
✅接待の場としてどれだけの時間を共有ができるのか、相手のことをどれだけ理解し自分のことを棚に知ってもらうかと言う時間が重要になる。
以上の3つのポイントを含め接待のマナーを仕事につなげるための場としていくためのヒントになると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。