毎日忙しい中で、時間が増えればいいのにと思ったことがある人は多いと思いますが、実際に1日の時間が増えるといった事はなく、時間を有効的に使っていくことが求められてきます。
今やっている仕事のスピードを上げることができれば、これまでやっていた仕事の時間を増やすこともできますし、実際に仕事の時間を増やすことにつながることが仕事のスピードを上げる方法になると思います。
今回仕事のスピードを上げるために僕がやっている4つの方法についてお伝えしようと思いますので、今仕事が忙しくて手が回らない状態になっていたり、時間を増やしたいと思っている方がいれば、参考になる部分も多いと思いますので、最後までご覧いただけるとうれしいです。
人の真似をすること
仕事のスピードを上げようと思った時に大切な事は、既にやっている人がいれば、その人の真似をすることが重要になります。
僕は高校を卒業してすぐに社会人になったのですが、仕事のあり方というものが全くわからなかったです。
ただ仕事のやり方がわからないから何もやらないと言うことではなく、すでに仕事をしている先輩から、どのような仕事をしているのかと言う良い部分を真似するようにして、自分の中で仕事のやり方として覚えていきました。
自分が1から考えるのではなく、先輩がやっている方法を真似する方が圧倒的に早いですし、今起業して13年目になりますが、ゼロから自分の仕事を作ったわけではなく、既にやっている起業家の人の良い部分を真似していくようにしました。真似をすると言う事はパクることと同じことになります。
徹底的にパクることが大事だと言うことも僕は学びました。逆に真似る事は学ぶことであり、学ぶ事は真似ることだと言うことも教えていただきました。
だからこそ徹底的に真似ると言うことをやっていけば、自分自身が仕事のやり方と言うものを学ぶことができるようにつながります。
今営業をしているのであれば、営業の成績が良い人の真似をするだけで、成績が上がっていくようになります。
僕はやり方を真似ることも大切だと思うのですが、それ以上に大切な事と言うのは、その人の考え方を真似ると言うことだと思っています。
考え方を真似することによって、やっている方法論的なものにフォーカスするのでは、先がないのと一緒なので、とにかく考え方を学んでいくといったことをやったほうがいいと思います。
ゼロから考えないこと
先程の真似る事にも通じる部分があるのですが、仕事のスピードを上げようと思ったときには、ゼロから物事を考えないようにしたほうがいいと思います。
これはなぜゼロから考えない方が良いかと言うと、ゼロから考えると言う事は、何もない状態から考えることにつながります。
ここにはとても時間がかかりますし、もしかしたらそれ自体がうまくいくかどうか判りません。ビジネスで時間とコストがかかるのは0から1にしていくことです。
だからこそゼロから考えないことが大切なので、先程の話にも出てきたように真似をすると言う事は、自分からゼロの状態で考える事はなく、すでに1あるものを自分の中に取り入れて活用していく方が、仕事のスピードは圧倒的に上がっていくといったことがあります。
守破離の法則と言うものがあるように、最初は徹底的に人の真似をしていきながら、自分で成果が上がってきて、そういった上で形を破っていくことができますし、最終的には離れていくことによって自分のオリジナルというものを作ってことができます。
ただ最初からオリジナル的なことをやろうと思っても難しいので、先輩からもらうことであったり、起業して成功している人たちの真似をしていくといったことを最初に考えたほうがいいと思います。
自分が作り出していくといったことで、世の中に全くないものをやろうと思っても、それ自体は失敗する確率の方が高くなるので、既に成功しているビジネスモデルをもらうことであったり、人から学ぶことがとても大切になると思います。
仕事のスピードを上げようと思ったら、すでにあるものを真似することであり、ゼロの状態から仕事をしないといったことが大切です。
これは何か資料を作る時でも、自分でゼロから資料を作るのではなく、すでに世の中にはテンプレートが存在しているので、テンプレートを活用して資料を作っていく方が、圧倒的に資料の作るスピードが上がっていきますので、ゼロから考えないようにしたほうがいいと思います。
完璧を求めないこと
これはよく言われることでもあるのですが、仕事のスピードを上げようと思った時に完璧を求めないことが大切になります。
完璧主義な人ほどビジネスではうまくいかないといったことを聞いたこともありますし、僕自身完璧主義を大事にしていたときには、仕事のスピードが誰よりも遅かったです。
社会人になって終わりがない仕事をとことんやっていたのですが、完璧になればなるほど周りの人に迷惑をかけるといったことを覚えました。
完璧を求めることがとても大事だと言うことを思っていたのですが、実際には自分が完璧だと思っている事でも、人は完璧と思わないと言うことを知ることができたのも、自分の中では大きな発見につながりました。
完璧を求めずに仕事は6割から7割程度にして、そこから人に意見を聞くようにしたほうが、仕事のスピードは圧倒的に上がっていくようになります。
例えば今プロジェクトを進めているものがあれば、そのプロジェクトは自分が完璧だと思っているものに近づけるのではなく、自分が6割から7割くらいで資料を作って、プロジェクトを進めていくような流れを作った方が、参加しているメンバーも意見が言いやすかったり、思っていることを伝えやすかったりします。
完璧なものを作ってスケジュール的にも大変になってくるような流れを作るよりも、完璧じゃなくても今ある形のものを伝えていくことによって、それがより良くなっていくような流れを作っていく方が、仕事のスピードと言うものは圧倒的に上がっていくといったことを体験していただきたいです。
最初の5分仕事を取り組む
仕事を何でも良いのですが、取り組むときには、まずは最初の5分仕事を頑張るようにしてください。
これは何が言いたいのかと言うと、何か資料を作ったりするときに、資料を作ろうと思って作れる人は良いのですが、資料を作るまでに気合を入れなければいけないといった人も多いと思います。
僕自身も何か資料を作ったり、行動しようと思ったときには、モチベーション高く仕事ができるかというとそうではありません。
例えば僕の場合ブログの記事を書くといった時に、すぐに淡々と書けるような状態になれば良いのですが、なかなかモチベーションを上げることができず、ブログを書くまでの前置きに時間がかかるようになってしまうことがありました。
でもブログを書くと言った時に、最初の5分とりあえずやってみようと言うことを思って書き出すと、その5分で書いているとあっという間に30分、1時間と言う時間を集中することができるような状態に持っていくことができます。
最初から気合を入れてやろうと思わずに、最初の5分とりあえずやろうという気持ちでスタートした方が、結局は仕事を取り掛かる時間も早くなり、集中できる時間も増やしていくことができるということをしりました。
多くの人はモチベーションを上げるためにと言うことを考えて仕事をしていると思うのですが、モチベーションが上がるか下がるかというよりも、とりあえずやってみることの方がとても重要なことで、これは多くの人が経験あると思うのですが、嫌なことも仕事を最初の5分取り組むことによって、淡々とその仕事をこなすようになってしまいます。
最初のスタートどのようなモチベーションでやるのかと言うことを考えて時間を奪っていくよりも、とりあえず最初スタートがんばってやってみようと言った気楽な気持ちで取り掛かる方が、仕事は圧倒的に早く終わっていくことができます。
これはどんな仕事でも言えることなのですが、最初の5分とりあえずやってみるといった考えかと思って仕事をしてみてください。嫌いな仕事も今まで以上に早く終わるといった体験をしてもらえると思います。
まとめ
仕事のスピードを速くするための方法については、ノウハウと言うよりも考え方が重要になると言うことを知っていただきたいです。
結局仕事を早くするのも、遅くするのも自分自身であることに気づかなければならないですし、作業のスピードと言うのはほとんどの人が変わりません。
何が違うかというと考え方が違う部分であり、仕事に対する姿勢の部分が変わってくると、仕事のスピードというものも今まで以上に早くなってくると思います。
例えば締め切りに追われているときには、集中力も増して仕事を今まで以上にこなしていくといったことをやったことがある人も多いと思いますし、例えば遅刻しそうになって家から出るまでの用意の時間と言うものを、今までは1時間かけていたけど、遅刻しそうな時は30分で用意ができるといった体験をしたことがある人もいると思います。
こういった無駄を省いていくためには、無駄と思っていることを普段から意識していくことが大切になります。
要は無駄とは思っていても無駄とは思っていないような状態になっているのが習慣だと言うことだと思うので、これを仕事に活かしていくためには自分の考え方を変えていくのが1番早いと思います。
考え方を変えるだけで仕事のスピードと言うものが圧倒的に上がっていくことも体験していただきたいです。
✅仕事のスピードを上げるためには、何よりも重要な事は考え方の部分であることを知る。
✅仕事のスピードを上げようと思えば、自分がゼロからやるのではなく、1あるものをどのように活用するかを考えることが大事。
✅時間は有限だからこそ、時間を無駄なく活用し、仕事を進めていくことが人生を豊かにするものである。
以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を普段の仕事の考え方のヒントにしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。