今の時代は好きなことをビジネスにするという時代です。好きなことをビジネスにする事はYouTubeでも話題になりました。好きなことだけで人生が過ごせるとそれはそれで人生としてはいいかもしれません。
ただ、好きなことしかしない人生と言うのは人生楽しそうなんですが、実は楽しくないと言うことを経験すると思います。
好きなことをしようと思えば嫌なことをしないと言うことが重要になってきます。嫌なことをしない人生と言うのは、どれほど楽しいか想像できますか?
僕は好きなことだけをしているわけではありませんが、嫌なことや嫌いな事は人に任せるようにしています。ただ勘違いして欲しくないのが、嫌とか嫌いなことっていうのは、自分がやるべきではない仕事のことを指しています。
自分自身のビジネスをスケールアップさせていこうと思えば、本当に自分がやるべきことをやらなければいけません。それは好きなことをビジネスにしていく好きなことをやると言うことにもつながってきます。
今回お伝えする内容は、嫌なことを全部辞めると言う話になります。嫌な事と言うのは、あくまでも自分のビジネスをスケールアップさせていくためのニュアンスだと言うことを前提にお伝えしていきますので、勘違いしないようにしてください。
好きなことよりも嫌いなことを出す
ビジネスをやるときに考えることがあります。好きなことをビジネスにしていくと言う場合には、好きなことだけを考え実行すると言うケースがあります。
好きなことだけをやると言うのはとても大事なことですが、それ以上に自分が何をやりたくなくて何が嫌いなのかと言うことを出すことだ、もっと大事だということを知ってください。
結局人は自分の都合の良いように解釈をします。これは多くの人がそうだと思うんですが、自分がやりたいこと=好きなことだと思っている場合がありますが、実はやったことがないけど好きなこともあるということがリアルにあるということです。
僕はこれまで起業して13年目になりますが、数多くのビジネスや作業をこなしてきました。起業したばかりの頃は自分でホームページを作ったり自分でランディングページを作ってました。
今でも自分で作れない事は無いですが、これは自分がやるべき仕事ではないと人に任せるようにしています。ただホームページを作ったりランディングページを作る事は、好きか嫌いかで言うと好きな部類に入る作業になります。
好きなことだけをしていくのであればホームページやランディングページを作れば良いのですが、ただこれを自分でやっていけばビジネスがスケールアップしないと言うことを体感し人へ任せるようになりました。
また、事務的な作業であったり人への連絡であったり資料作成であったりと言う作業は、好きか嫌いかで言うと嫌いだと言うことがやってみてわかりました。
結局好きか嫌いかと言うのはやってみないとわからないと言うことを理解しておく必要があると僕は考えています。
嫌なことをしなくても良い方法を考える
これまでお伝えしてきたように、好きなことと嫌いな事と言うのは実際にやってみないとわからないことが多いです。やってみてわかることで好きか嫌いかという判断ができるわけです。
嫌なことをしないと言うのは、ビジネス的な判断で言うとビジネスがスケールアップしないと言う事を意識していただければ、嫌なこと=やりたくないことと言うことではありません。
僕の場合は、嫌なことを人に任せると言うことを今はやっています。嫌なことを人に任せることによってビジネスがスケールアップしてきました。
嫌なことをしないと言う選択をとってからは、時間の使い方が上手になってきたように感じます。これは自分が体験してわかったことなんですが、好きなことほど時間を取られると言うことがわかりました。
好きなことをしていると時間がどんどん過ぎていきます。これは良くも悪くもと言うことを体感したのですが、自分が好きなことにのめり込んでいると時間を忘れて没頭し、ビジネスがどんどん下降とまではいかないですが、売り上げに伸び悩む時期がやってきました。
ビジネスで考えると自分でできることを増やすというのも1つの選択肢ではあるのですが、それ以上に好き嫌い嫌なことこれらを洗いざらい書き出すことも重要です。ただし、書き出すためには自分が行動していなければ好きなのか嫌いなのか嫌なのかと言うことがわかりません。
嫌なことをやらない方法と言うのは人に任せると言うのも1つの手段ですが、人に任せればビジネスがうまくいくかというとそうではありませんので、最初は自分自身が体験してみることが重要になると思いますし、その上で嫌なことをやらないと言う方法を考えていくことが重要になると思います。
自分でやることと自分でやらなくて良いことを分ける
ビジネスでは、自分でやることと自分でやらなくていいことを分ける必要があります。自分でやることと言うのは、一番優先してやるべきことです。逆に自分でやらなくてもいい事と言うのは、優先順位が低い場合があります。
優先順位が低いものほど自分がやるのではなく人に任せる、またはスタッフや社員さんにお願いをして仕事をこなしていってもらうことが必要になります。時間を奪うものほど優先順位が低いものがあります。
全部が全部時間を奪うからといって優先順位が低いかというとそうではありませんが、本当に自分が時間を使わなければいけない事は自分がやるべき仕事だと言うことを起業家や経営者は理解しておく必要があります。
僕はどんなプロジェクトでもビジネスを進める場合には、自分がやるべきことと自分がやるべきではないことを分けて考えるようにしています。考えた上で仕事の割り振りをして自分1人では達成ができないプロジェクトでもチームによっての力でこなせることもたくさん経験してきました。
仕事を闇雲にこなしていくのも大事かもしれませんが、それ以上にビジネスを長期的に続けていく場合には、自分の役割を明確にしていく必要があります。この役割と言うのは、言い方を変えれば自分の強みであったり自分の得意なことであったり自分自身がビジネスで価値を置ける部分になります。
起業したばかりの頃は、がむしゃらに一つ一つのことを取り組んできました。でもそれには限界がやってきて、やってもやっても時間だけが過ぎてビジネスがどんどん疲弊していくと言うことも経験しています。その中で大事だと思ったのが、嫌いなことを嫌な事は人にまかすと言うことです。
嫌なことをやめれば仕事は楽しくなる
実際嫌なことを辞めてからは仕事が楽しくなりました。嫌なことをやっている時間と言うのは、自分がこれまで必要だと思っていた時間です。自分が必要だと思っていたと言うところがポイントなのですが、ビジネス的に見るとそれは必要ではなかったと言うことです。
自分が好きなことと自分がやりたい事とビジネスが大きくスケールアップしていくことと言うのは、全く意味が違ってくるということです。ビジネスをスケールアップさせていくためには、好きなことばかりやっていてもだめですし嫌なことばっかりやっていてもだめだと言うことです。
結論から言うと好きな事も嫌いなこともできるだけ時間を使わずにできる方法を考えることが大事だということです。何故かと言うと時間が限られているからです。
自分が本当にやりたいことをやろうと思えば、時間がどれだけあっても足りない場合があります。時間が足りないと言う事は、自分が本当にやるべきことをやらないといつまでたっても自分がやりたかったことが達成できないと言う形になるからです。
本当の意味で時間が有限だと理解できたときに僕は変わりました。何が変わったかと言うと仕事のやり方が変わりました。今では体が資本って言う言葉がすごく理解ができています。健康でなければ仕事で良いパフォーマンスができないと言うことを体感したからです。
健康な体を手に入れようと思えば時間がとても大事になります。健康な体を手に入れると仕事のパフォーマンスが変わるので、1時間が2時間にも3時間にもなる効果を発揮できるようになりました。時間が伸びたわけではなく、仕事への集中力であったり仕事への意識であったり仕事への姿勢と言うものが変わってきたと言うことです。
そのような時間を作るためにも、なんだかんだ嫌なことを止め自分がほんとにやらなければいけないことに時間を使えるように考え取り組むことが、長期的なビジネスを行う上では最も重要なことになると今では考えています。
まとめ
今回の話をまとめると嫌なことをやめると言うのは、好きなことをやめると言うのも同義だと思います。好きなことも嫌いなこともビジネスとして考えるとそれが最終目的では無いからです。
ビジネスで大事なのはあくまでも結果を出すと言うことであり成果を出すと言うことです。成果を出すまで結果を出すまでの過程についてはビジネスではなかなか評価されない部分ではありますが、個人的にはその過程の中にも結果を出す成果を出すための物語でありヒントと言うのはたくさんあると思っています。
ビジネスを総合的に考えたときに時間と言うものが関わってきます。時間が無限にあれば問題ないのですが時間が有限と言うことを理解すれば、本当にやらなければいけないこと、大事にしないといけない事というのが、短期的なものではなく長期的なビジネスの視点で考えていくことが重要になると思います。その上で嫌なことをやめると言う考え方が大事になると思って今回お伝えさせていただきました。
✅好きなことを仕事にするには、嫌いなことや嫌なことも知る必要がある。
✅ビジネスをスケールアップさせようと思えば、ビジネスの根本を考えて取り組むことが必要になる。
✅ビジネスでは本当に自分がやるべきことを把握しなければ、時間だけが過ぎてやりたいことができなくなる可能性もある。
以上の3つのポイントを含めてビジネスを改めて考えるきっかけにして頂けると嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。