起業13年目になる僕は、起業は以前勤めていた職場に比べて想像を絶する位、大変なものだと感じています。ただ起業して様々な体験ができることによって今では起業して良かったと思っています。
ここ数年起業ブームがやってきていますが、起業する人が多い中で起業を甘く考え起業の価値を下げているような雰囲気もあります。本気で起業をしている人と本気で起業していない人とでは思いであったり取り組みの姿勢であったり、色々と感じる部分があるのですが、今回お伝えしたい事は甘い考えで起業するのであれば今のまま会社に勤めているのが良いと言う話です。
僕が起業した13年前よりも、今では起業しても様々なツールがあり様々な仕組みがあります。そういった意味では起業がしやすい環境と言うものが揃っているのが今の時代だと思います。
起業がしやすいからこそ起業をすることを簡単に考えずに、起業する事は本当に大変だと言うことを知ってほしいと言う思いから今回記事にしてお伝えすることにしました。
起業は甘くない!
一番に言いたい事は、起業は甘くないと言うことです。起業をする事はとても良いことだと僕は考えていますが、その分起業は甘くないと言うことを伝えてきましたし、これからも伝えていこうと思っています。
起業はオススメですが、起業することを甘く考える事は反対だということです。例えばよくあるのが会社が嫌だから起業するって言う人がいます。これは多くの人をサポートしてきた中で感じることなのですが、嫌だから起業すると言うことで成功している人は見たことがありません。
起業する動機として本気で自分が叶えたい夢であったり目標であったり自己実現したいことであれば、起業してからも継続して取り組むことができると思います。起業する事は良いことばかりではなく、多くは大変なことが増えていくと個人的には感じています。
大変なことが多くなるからこそ、自分が本当にやりたいことを実現するために起業するのであれば継続することは可能ですが、嫌なことから逃げる人が起業すれば、起業したときに大変なこと困難なこと問題が起こったときに多分逃げることになると思います。
後で説明しますが起業したらすべて自己責任です。全て自分が責任を取らなくてはいけないのが起業と言うことです。仕事をしていく上では、誰かが責任を持って取り組まないといけません。今会社に入れば全ての責任は会社がとってくれます。その責任を起業すれば自分が取らないといけないということです。
自分の仕事を自分で進めていかなければ、クライアントから仕事を任せてもらえなかったり継続して仕事をもらう事はできません。全て自己責任と言う事になるので、起業すると言う事はそういったリスクや責任と言うものが問われるからこそ起業を甘く考えないで欲しいと思っています。
結局起業を甘く考えていると、大変になるのは自分自身だということです。僕も起業したときには本当に大変な時間を過ごしてきました。買いたいものが買えない食べたいものが食べれないと言う時期を過ごしたこともあります。今ではそれが良い経験にはなっていますが、起業してワクワクな人生を送れると思っていた当時の自分は本当に起業に対して甘い考えを持っていると思っていました。
起業をするなら最低10年続けることを考える
起業するなら最低でも10年20年30年続けることを考えて起業することをお勧めします。多くの方は、起業するときに短期的な目標で起用される方が多いです。みんながみんなとは言いませんが、起業するときに準備期間であったり起用してからのスタートだったり、甘く考えている人も多いかなと思います。
最初にお伝えしたように、起業するときの環境やツールなど僕が起業した13年前と比べていろいろなものが良くなっていますし、起業することが簡単になっています。だからこそ起業する上で必要なことを考えずに起業される方も増えてきたように感じます。
起業することがオススメな分、起業することを簡単に考え簡単に挫折していく人が増えているこの時代というのが、とても複雑な気持ちになることを個人的に感じています。
起業することを長期的に考えられる人は、起業してからもあらゆる問題が起こってもその問題に対して前向きに向き合えることができますが、長期的に考えて起業をしていない人は問題が起こるとその問題から逃げることが多いような時代になっていると思います。
起業することが目的ではなく起業して自分が何をしたいのかどういった夢を実現したいのか目標達成したいのかということを考えて起業することが重要になる時代になっていると個人的には感じています。そういったことを考えて起業している人は本当に少なくなっているような気がします。
起業すると言う事は自分でビジネスをしていくと言うことになります。だからこそ起業して10年20年30年と続いていくビジネスを考えていくことが必要だと思いますし、長く続くビジネスだからこそ自分がやりたい事とつながってくるのではないかと考えています。
起業家は全て自己責任になる
起業家は全て自己責任であると言うことを知って起業をすることをお勧めしますが、起業したときには僕はそういった事は理解できていませんでした。起業することによって光のスポットの部分しか見ていなかったです。
起業家は全て自己責任になると言うことを知ってからは、起業家として生き続けるためにも生き残っていくためにも勉強をすることをやってきました。勉強すると言うのは、誰の為でもなく自分自身のためであると言うことを知っていただきたいです。
例えば僕もよくお伝えすることなのですが、本を読むことであったり様々な体験をすることをお勧めしています。本を読むことで自分が知らない知識が得られることや自分が経験することによってわからなかったことがわかるようになると言うのは、ものすごくビジネスに活かすことができます。
本を読むことで自分がわからない事が分かり、知らないことを知れるようになることで、リスクを回避することができるようになりました。例えば投資の世界のことであったり法律のことであったり、自分は興味がない世界でも知識を身に付けていればそういった先に引っかかることもないし自分自身がビジネスをやっていく中で法律を守ることができまっとうなビジネスを進めることができます。
知らなかったでは済まない世界がビジネスの世界であり今の日本の世界の状況だと思いますしそれがルールだと言うことを知っておくべきだと思います。ルールを守って自分のビジネスをやっていく事は、自分のビジネスを守ることであり自分の周りの人を守ることにもつながります。
これまでの経験の中で、こういったルールを知らずにビジネスをやっている人がいます。ルールを守ならんければ、当然ですが罰則があります。知らなかったといってもそれはもうすでに時既に遅しの状態になりますので、だからこそ本を読んだり体験をしたりセミナーに参加したり自分自身の身を守れるような知識を身に付けていく必要が僕はあると思います。
誰の為でもなく自分自身のために勉強すると言う事は、起業する上では当たり前のことでありこのあたりまえのことを多くの人はすっ飛ばしてテクニックやノウハウだけを求めて起業するということが多いです。知らず知らずにビジネスを通して人を傷つけると言うことが実はあると言うことも知っていただきたい事実です。
ブームよりも必要性を大事にする
こういった企業ブームに乗ることも大事ですが、僕はブームよりも起業することの必要性を大事にしてほしいと思っています。よくあるのはお金が儲かるから稼げそうだからと言うことで起業される人もいますが、多くの場合は利用されて終わると言うことがほとんどだと思います。
最近で言えばYouTubeバーは儲かるから、インフルエンサーは儲かるから、ライバーは儲かるからと言うことで始めると失敗する可能性があります。儲かるからと言うのは結果論でしかないということです。どうせ起業するのであれば、自分が実現したいことを実現するために時間を使ってほしいですし、結果的に稼げると言う方が個人的にはかっこいいと思うし、夢があると思います。
でも今多くの方が起業している中で、応援されている人と言うのは、結局は自分が自己実現したいことを実現するために時間を使っている人が、多くの人から応援をされ、結果的に影響力を持っていると言うことにつながっていると思います。
一昔前のビジネスの状況であれば稼ぐとか儲かると言うことが流行っていたのでそれでもいいかもしれないですが、今この時代で儲かる稼げると言うお金の価値が変わっている現代の中で、もっと大事なことがあると多くの人が感じているはずですからそのリアルを無視せず、自分の欲望に赴くまま行動すると失敗することがあるので気をつけなければいけません。
ブームと言うのは良くも悪くもというのはこういった何も考えずに行動する人が増えている現象が起こると言うことが僕はあまりよくないことだと思っています。ブームの波に乗って自分の自己実現ができるのであればそれはそれでいいと思うんですが、多分多くの人はこのブームの波に乗り切れずにただ単にやっているだけの人が増えているように感じます。
ビジネスでは、8対2の法則と言うものがあります。ようは10人やったら8人は適当にやっているけど2人は本気でやっていると言うことです。この2人は本気でやると言うことで自分の自己実現をするためにブームに乗っているけど、、8人はなんとなくいけそうだからと言うことでやっているのでビジネス的にもうまくいかないことがでてきます。
まとめ
起業は甘くないと言うことを考えて起業する事は、自分の起業家としてのリスク分散をすることにもつながりますし、周りの人に迷惑をかけなくするためにも起業は甘くないそのために自分自身は勉強をして実践をして進めていくと言う本気度を試される場だと思います。
起業する事は甘くないと言うことを厳しくお伝えさせていただいてるのですが、僕が起業したときに甘い考えで起業したので本当に大変だったことを今でも覚えています。コンビニ弁当が買えない位、超貧乏生活を送ったこともあります。
同じような状況になってほしくないと言う思いもありますし、起業は本来楽しいものだと言うことを体感してもらうためにも心構えと言うものがすごく重要になってくると思いますし、起業すると言う事はお金に関わることになります。
お金と言うのは人を変えます。お金が全てと言うことになると人としての生き方が変わってくると思うので、人として楽しく生きていくために起業は甘くないと言う自分自身に対して本気で向き合って起業してほしいと思います。
✅起業すれば全てが自己責任であり、収入も支出も自分が全て責任を負わなければ誰も助けてくれないと言うことを理解して起業することが重要。
✅起業する事はとてもお勧めすることですが、一方では起業するとお金に関するプロがいる世界なので、自分自身を守るためにも常に学ぶ必要があります。
✅起業すれば楽しいことよりも辛いことや苦しいこと大変なことが多いです。だからこそ自己実現と言う自分がやりたいことを通して起業してほしいと思います。
以上の3つのポイントを含めて、起業することが甘くないことを知り、それでも起業する目的を見つけたのであれば、全力で学び行動すると面白い世界があることも体験ができるので、起業を進めてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。